カラー版 - 目からウロコの自然観察 (中公新書 2485)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121024855

作品紹介・あらすじ

ヒバリはなぜさえずるのか? サルスベリ(百日紅)はその名の通り100日咲きつづけるのか? ヒガンバナは本当にお彼岸に咲くのか? モズはどんな動物をはやにえにするのか? 秋にあれほどいたスズメたちはどこに行ってしまうのか? 見慣れた動植物でもくわしく観察してみると、目からウロコの発見に満ちている。ツユクサやオシロイバナのような草花から昆虫、鳥、ヤモリやムササビまで四季折々の生き物たちを紹介

感想・レビュー・書評

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  • 身近な植物や動物、自然現象に関する豆知識

    雌が食べることに集中してる時に交尾する雄…常に捕食されそうなのに子孫繁栄のために頑張ってるんだね。

    植物も虫が受粉してくれなかった時用に自家受粉をシステム化している。生物って凄いね。

  • 蛍の明滅に地域で時間差があったり、モズのハヤニエの見解、身近な植物の新しい発見があり楽しく読めました。

  • サルスベリ(百日紅)は100日咲きつづけるのか?赤トンボは夏はどこにいるのか?都会に生きる花・虫・鳥たちの意外な素顔を紹介

  • 東2法経図・6F開架 B1/5/2485/K

  • 動植物幅広い自然観察の実践を季節ごとに紹介された本。
    どの項もとても興味深く、まさに目からウロコといった内容でなかなか奥深い解説をしていただいている。
    都市部近郊でもこれだけの観察ができることに驚いた。

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著者プロフィール

唐沢孝一
NPO法人自然観察大学学長。1943年群馬県生。1966年、東京教育大学理学部卒業。都立高校の生物教師のかたわら都市鳥研究会代表、日本鳥学会評議員・幹事等を歴任。現在、NPO法人自然観察大学学長。野鳥をはじめ昆虫や植物の生態を研究するほか、自然観察会を主宰し講師をつとめる。都市鳥関係の著書に『カラスはどれほど賢いか』(中公新書、1988)、『スズメのお宿は街のなか』(中公新書、1989)、『カラー版 身近な鳥のすごい食生活』(イースト新書Q、2020)、自然観察の著書として、『カラー版 目からウロコの自然観察』(中公新書、2018)、『唐沢流 自然観察の愉しみ方』(地人書館、2014)。東京の自然誌に関する著書として、『江戸東京の自然を歩く』(中央公論新社、1999)、『よみがえった黒こげのイチョウ』(大日本図書)などがある。

「2023年 『都会の鳥の生態学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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