「美味しい」とは何か-食からひもとく美学入門 (中公新書 2713)
- 中央公論新社 (2022年8月22日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121027139
作品紹介・あらすじ
あるものを美しい、醜い、などと評価するとき、私たちは何を考えているのか。評価を下すのに用いる「センス」とは。こうしたことを考える学問が美学だ。本書は、絵画や音楽ではなく、身近な食事から美学の扉を開く。「美味しい」「まずい」という評価は人それぞれ? レビューサイトの情報があると純粋に食事を楽しめない? 美食の感動は言葉にすべきじゃない? そもそも料理は芸術か? やさしくも奥深い美学入門。
感想・レビュー・書評
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味には五感すべてが働く
対象が持つ価値と 経験が持つ価値
味を文字通り表す言葉は少ない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美味しい、まずい、という評価はただの好き嫌い? 余計な情報があると純粋に食事を楽しめない? 食をテーマにした斬新な美学入門。
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【請求記号:701 ゲ】
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これは個人的に素晴らしく勉強になった。
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◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC16395019 -
<目次>
第1章 五感で味わう
第2章 食の評価と主観性
第3章 相対的な客観性
第4章 知識と楽しみ
第5章 おいしさの言語化
第6章 芸術としての料理
<内容>
美学者による、食の哲学化と呼べばいいのか、ただ「美味しい」ではいけないらしく、小難しく説明が続く。そして結論は、「食」が芸術ではない、味の感想に客観性はない、という感じだった。 -
女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000058924
著者プロフィール
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