無常と偶然 - 日欧比較文化叙説 (中公選書 10)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121100108

作品紹介・あらすじ

「必然性の王国」ヨーロッパを揺るがす"理性"の脱中心化の動き。一方、無常観が日常のものだった日本は、昔から偶然性に寛容だった。本書は学問・文化の領域で喫緊の課題となってきた「偶然性」をめぐる、比較文化的論考である。日欧の文化を固定的にとらえず、より自由に、東西の事例を渉猟して、そこから必然性と偶然性を統合する考えを求めていく。

著者プロフィール

1944年生まれ、東京教育大学仏文科卒業。フランス語、フランス文学専攻。現在関西外国語大学教授。
主な著書として『イラスト・フランス語入門』(第三書房)、『フランス語ひとくちコミュニケーション』(白水社)他。

「1999年 『パルロン・フランセ CD付』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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