EU盟主・ドイツの失墜 - 英国離脱後の欧州を見る鍵 (中公選書 26)

著者 :
  • 中央公論新社
3.33
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 13
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121100269

作品紹介・あらすじ

ドイツはEU統一市場のなか、圧倒的な経済力を発揮することで欧州最強国となり、EUの運営を事実上、主導するようになった。しかし一方で軋轢も生じ、英国のEU離脱決定はそのあらわれともいえる。不透明感の漂う欧州の将来を読み解くためにも、大国ドイツの揺らぎを理解しておくことは重要である。本書はそのための知見に満ちた一冊となろう。日本への言及もふんだんに含んだ注目作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001136051

  • 東2法経図・開架 302.34A/Te95e//K

  • 反統合の流れが加速するEUの将来像は、欧州最強国・ドイツの内実を捉えれば判る! 本書は独要人との対話も多い第一級のドイツ通が歴史と現状から説いた決定版だ。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

Kazuaki Tezuka 1941年、生まれ。東京大学法学部卒。
東京大学助手、千葉大学教授、青山学院大学教授などを経て、
国際交流基金ドイツケルン文化会館長(2011~13年) を務める。
現在、弁護士( 尚友法律事務所)。
著訳書に
『クーデターの技術  中公文庫』(クルツィオ・マラパルテ 著、
 手塚和彰、鈴木純 訳、中央公論新社、2019年:中公選書、2015年)、
『ドイツ外務省〈過去と罪〉  第三帝国から連邦共和国体制下の
 外交官言行録』(エッカルト・コンツェ、ノルベルト・フライ、
 ピーター・ヘイズ、モシェ・ツィンマーマン 著、稲川照芳、
 足立ラーベ加代、手塚和彰 訳、えにし書房、2018年)、
『EU盟主・ドイツの失墜  英国離脱後の欧州を見る鍵 中公選書』
(手塚和彰 著、中央公論新社、2017年)、
『ドイツ労働法 新版』(ペーター・ハナウ、クラウス・アドマイト 著、
 手塚和彰、阿久澤利明 訳、信山社出版、2015年)、
『日独関係を考える Special report』(手塚和彰、公共政策調査会、2013年)、
『変貌する労働と社会システム  手塚和彰先生退官記念論集』
(手塚和彰、中窪裕也 編、信山社出版、2008年)、
『外国人と法 第3版』(手塚和彰 著、有斐閣、2005年)、
『外国人労働者研究』(手塚和彰 著、信山社出版、2004年)、
『怠け者の日本人とドイツ人  停滞を生んだ国民性 中公新書ラクレ』
(手塚和彰 著、中央公論新社、2004年)などがある。

「2022年 『日独伊三国同盟の虚構 幻の軍事経済同盟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

手塚和彰の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×