- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121501646
作品紹介・あらすじ
傲慢で独善的な外交政策、人種差別を始めとする深刻な国内問題。アメリカの病根は深い。唯一の超大国を揶揄した傑作ジョークに的確な解説を交えて「病めるアメリカ」の核心を衝く。
感想・レビュー・書評
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9.11以降のアメリカという存在の解説と、それに付随するジョーク集
9.11により誕生したブッシュ政権の強固なアメリカの愛国主義
世界各国からの評価やアメリカ国内での不満や軋轢など
総じて、アメリカの傲慢さがよくわかる
個人的な印象として、アメリカは何かに付けて武力によって国を維持しているように思われる
武器を持っているという事もそうだし、外需内需においても経済的にかなり依存しているのではなかろうか?
なので、「強さ」をアピールする事が国の発展や維持に繋がるので、どうしても傲慢に見えるのかもしれない
ジョークに関しては、ネットで有名なものもいくつかあって新鮮味がない
まぁ、昔書かれた本ですしね
ブッシュの後にオバマ、トランプ、バイデンときて、その都度潮目が変わってきたけど、また今度の大統領選では強硬路線になるんでしょうかねぇ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
反米ジョークを軸にアメリカを語る一冊。欲を言えば国内事情についてもっとページを割いてほしかった。
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初版が2005年だから、まだブッシュ政権下のアメリカ。
ま、新聞、ネットより風刺ってのはよく表したもんだよな。
こういった一作が出版されるのも、ある意味モザイク国家の健全性か。
早川氏のジョーク集にしては、政治色が強くて、鳴かず飛ばずな一冊でした。 -
アメリカが嫌いだからとか、そうゆう反米意識を持って読んだわけじゃないけど、アメリカにまつわるいろんなジョークを知ることで、確かに!!って思うことがいっぱいあったし、ジョークの合間に説明もきちんと書かれててアメリカのことがよくわかった。
普通に楽しめる本!!かなり面白い☆ -
ジョーク集はどれも面白い。これは字も小さく(笑)収録が多いのでお得感。
ただちょっと古いので、子ブッシュネタが多いのがあれかな。
神とア○リカ人の違い
神は、自分のことをアメリ○人だと思ったことが無い -
すでに古いので、時代情勢も違い、肝心のジョークもどこかで見たものの焼き直しや冗長なものばかり。面白くない。
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帯をみて、もっと愉快な内容かと思ったら、けっこうキツめのアメリカ批判だった。
出版が2004年ごろのため、全体的にブッシュ批判・対中東政策批判。
なんか、笑うって感じじゃなかったなー、と肩透かし食らったので星2つで。 -
ジョーク集というので、ジョークだけが載っているのかと思ったら、ジョークと911以後のブッシュ政権に関する記述で、ジョークとその記述の部分は直接リンクせず、ジョークが合間に散りばめられているもの。
肝心のジョークはブッシュの無知っぷりをネタにしたものが半分ほど、残りはアメリカの傲慢さをネタにしたもの、という印象。だがジョーク部分のみ読むとそこまで反米ネタばかりでもなく、ブラックな内容も期待していたのだがそれも薄い。オチがよくわからないものもいくつかあり。
記述部分は真面目で、911以後のアメリカの身勝手さを知るには良い内容だと思うが、よくまとまってはいるものの、そこまで真新しい話もなく、記述部分は第一章で止めた。