日本はなぜ諍いの多い国になったのか - 「マナー神経症」の時代 (中公新書ラクレ (184))
- 中央公論新社 (2005年7月11日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121501844
感想・レビュー・書評
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この本が世にでた2005年から15年経った2020年の今でも十分に納得しながら読める。社会の心理主義化と神聖なる自己、自己崇拝、過剰なやさしさ、キャラ化、マナー神経症…。しかし、現在はもっと過激になっているような気がする。フェミニズムの再々ブーム、LGBT問題、ダイバーシティのように政治的な色彩を帯びているというか。社会の閉塞観と息苦しさ極まった現代ディストピアのルーツがすべて書き記されているかのよう。いつからこんなに生き辛くなったのか?の答えが見つかる。
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電車内の暴力、ケータイ利用のトラブル…マナー悪化を憂える声は多いが、今ほどマナーを気遣い、監視の目が厳しい時もない。若者の人間関係を解読し、「マナ-神経症」の処方箋を探る。(「BOOK」データベースより)
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内容もさることながら、物事をとらえる視点に刺激を受けた。視座を変えることで、当たり前、正当だと思っていたことも、違う印象になっていく。
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理屈っぽくて読みにくい。
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