「頭がいい人」は脳のリセットがうまい (中公新書ラクレ 215)

制作 : 保坂 隆 
  • 中央公論新社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121502155

作品紹介・あらすじ

「脳と心」に関わる最新研究をふまえて、脳の感じる力や考える力を磨き上げるための日常的なノウハウを本書は数多く集めました。脳のクオリティを高めるスキル、その具体的方法を一冊に。

感想・レビュー・書評

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  •  脳のリセット法が89紹介されています。私に馴染みがあったり、これはいいなと思ったのは: ①スクワットでセロトニンを増やす ②散歩しながら右脳を鍛える(私は右脳も左脳もw 右は図形・左は計算)③左手のツボ合谷を押し、右脳を刺激する(反対も)④目をつぶって10㎝の線を引く(これはいいなと思いました)⑤寝る前にその日のおさらいをする ⑥幸せに生きる鍵は「かきくけこ」:感謝と感動、緊張感、くつろぐ、決断、好奇心。
     ①朝の太陽の光を浴びると、脳内にセロトニンが分泌されやすくなり、少々のストレスなどは跳ねのける元気な脳になる。②リズミカルに歩き、呼吸し、咀嚼するとセロトニンが分泌されやすくなる。③スクワット(筋肉の収縮・弛緩運動)はセロトニンをグッと増やす。無念無想でやる。※緊張やストレスは、脳にコルチゾルが分泌され、脳は機能低下する。保坂隆「頭がいい人は脳のリセットがうまい」、2006.5発行、再読。

  • 自己洗脳という側面もあるかも? 89のTIPS 朝日記はよいかもなぁ。夜はネガティブにもなりがちだけれど、野心的にもなりがちだから。朝はよくもわるくも現実的。

  • カテゴリに”脳”を追加してしまった。
    それは、この手の”脳”の本を読むこと自体が、私の脳を気分よくしてくれているんだと気がつき、であれば、今度も、この手の本は似たことが書かれてはいるけれど、気分がよくなるために読んでいこうと思ったから。

    出来たらレビューも手書きにするともっと脳が喜ぶんだろうね。

    「~だからよかった」っての。
    これ、普段やってる。これやりすぎると、全力で逃げることにも使えちゃったりして、本来の目的が果たせない恐れもある(笑)。
    でも、
    「今、あなたとは離れていてよかった。だってだから今でもこうしてかけがえのない友人としてあの頃の話を笑い飛ばしながらあのころの私たちをかわいらしく思える時間を今共有できるのだから。」

    「あの時、あんなに嫌な上司、馬鹿おやじにを見物する時間があってよかった(生理的には受け付けたくない文章)。だから今、嫌な上司、馬鹿おやじが周りにいない環境が手に入って思い切って仕事ができるのだから。」

    「プレゼンの作成にあんなに時間をかけることができてよかった。チーム内でいろんな話になり、見つけることができた議題もあり、内容が膨らんだ」

    等々。

    新聞の天気予報の記事、コラムを出勤前に声を出して読んで、オフィスで書き出してみようと思った。
    幸い、娘さんの朝練時間に合わせてなんと朝時間が出来たので、それくらいの時間がたっぷりあるので。

    出張の新幹線のなかで知的トレーニングとして挙げられている、分類。「デブとやせ」「文庫本を読む人読まない人」を一時間に100個っての。やってみよう。できるかな。。

    小学生の頃、自転車に乗っているもやっていたのは、車のナンバーを足して、その後2で割っていくの。頭の中のソロバンがきれいに弾いてくれて、その数字の並びに好き嫌いがあったりしたっけ。
    今の私の頭の中のソロバンはなぜかクリアに見えない。
    なぜ(笑)?

  • 凄い薄い内容。たまに著者が紹介する小ネタが話ネタになる程度かなと。

  • 考える力、感じる力を鍛えるために、使えると思った。
    その時おかれている自分自身とリンクさせ、共感できることに納得して、実践していることに理論付けをしてもらい、未経験な項目に即実践してみようとおもう具体的事例が明記してあった。
    刺激を受ける項目が多く面白くよめた。

    アンダーラインを引いた個所
    ・1日最低10回は感動しよう。
    ・脳には無念無想の時間が必要なのである。(ストレス解消のお風呂利用)
    ・忙しい時ほど体をしっかり動かす。

    2006.9

    メルカリ売却

  • ストレスなく読めた。きっと著者は人をリラックスさせるのが得意なのだろう。非常にライトな本だ。

    リセット方法も、2006年の刊行と言うことで、最新の脳科学の研究の進み具合から行くと、「過去」になってしまったものもある。

    2006年のものとしては先端的だったのだろうが、8割は、最近刊行されている他のライフハッキング系のビジネス書でも書かれていることなので、ぎりぎり賞味期限か?

    呼吸法、運動療法が中心に取り上げられており、スポーツ医学の専門家と言うことで、著者がもし呼吸法・運動療法や禅を主題にし、かつ奥深い内容で説いた脳関係本の新作を出したなら、是非読んでみたいと感じた。

  • 最初に読んだのは平成19年9月23日
    久しぶりに読んだのだけど今までと同様全く内容なんて覚えてなかった
    プラス『こいつ全く理解してないなー』と前読んだ自分に対して思った

    とても読みやすい良い本
    しかも珍しいというか精神の話に脳の事を結び付けて書いてるのが面白い
    セロトニンとかニューロンとかどっかで聞いた事あるような(ないような)単語がたくさん出てくるんだけどわかりやすく解説してるのでスラスラ読める


    ほかの本にもよく出てくるんだけどモーツァルトの音楽って本当に凄いんだな
    『また出てきたよ!』って思った

    自分の人生を大切にすることは、脳を大切にすることにもつながっている。


    こういう表現も読むと、なるほどなって思う

    しかし、世の中良い本だらけだな

  • 脳をリセットし、機能を回復させ、よりよき脳になるための習慣化すべき、あるいはしても良い89の項目を並べてあり、その中に何らかのヒントがかくされています。

  • 著者は精神科学が専門。簡単にできる脳のトレーニングの具体的事例が紹介されている。事例数は全部で89個。すぐにできる手ごろなものばかりなので、騙されたと思ってその中の何個かは実行してみたらおもしろいと思う。紹介すると「明日の仕事に少しだけ手をつけてからやめる」、「朝起きたら何をおいても冷たい水を一杯」など。少しずつでも読めるのでオススメっす。

  • 読書中。

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