学校のモンスター (中公新書ラクレ)

著者 :
  • 中央公論新社
3.03
  • (1)
  • (9)
  • (18)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 100
感想 : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121502582

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いやあ、モンスターペアレントとそれを取り巻く問題について書いてあるのかと軽く考えて読み出したら、濃い。
    近代的個人の自我の確立、消費社会に置ける早熟な社会性の獲得と「この私」。
    色んなキーワードがあって、読み込むのに体力が要りそう。
    やたら、日本の知識人が西洋近代を神聖化し、それこそ進歩と信じていると言うフレーズがあるような気がするが、生きててそんなもの感じたことないねんけどね。
    もっとも、筆者の生きて来た教育現場がそう言うところであったと思われ、それ自体が怖いと思う。
    先々体力があったら、きちんと読んでみたい。
    ちょっと疲れっけど。

  • 内容はあるが、言い回しが難しいし
    著者が名づけた固有名詞が多く読みづらい

  • こういうのが社会学というのかしら。
    モンスターペアレントについて書いてあるのかと思いきや、殆どが近代的自我と若者の関係みたいなとこだった。

    全体的な印象としては「ふんふん。君はそう思うのねー」って感じ。
    「うんうん、僕もそう思うよ」って部分もあれば、
    「なに言ってんだお前バカじゃねーの」って部分もあり、
    まあ軽く読んでみてもいいんじゃないのって感じでした。おしまい。

  • 思っていた本と違った。
    実際の学校の現場のことが書いてあると思ったら、全然違った。
    作者の現代の教育の問題に対する捉え方が延々と述べられている。
    言いたいことは分かるが、どうしても自己満足にしか聞こえず、すんなり読めなかった。

    しかし、「私」と「この私」という「個」の定義については同感。

  • [ 内容 ]
    個性の過剰な尊重、対学校のクレーマーと化した親、「オレ様」化を許す“自由な”おとな社会の歪み…。
    40年の現場体験を通して、子どもの変化と格闘してきた著者のリアルな認識が満載の本。

    [ 目次 ]
    第1章 学校から逃げ出す教師たち
    第2章 おとなになろうとしない!
    第3章 教師VS生徒、学校VS親の現場
    第4章 さよなら「金八先生」
    第5章 「自立」とは何であろうか
    第6章 成長しなくなった若者をめぐって―速水敏彦、水谷修を批判する
    第7章 「モンスター」たちに蹂躙される学校
    第8章 ポストモダン空間のなかの子ども
    第9章 自立や自主や独立を求めることは、実はとても非人間的である
    第10章 「オレ様」を超えて

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 読後、かなり日が経ってしまった。そして、あまり内容を記憶していない。あれ…。初めに、子どもたちへのメッセージのような形のまえがきがあったけど、果たしてあれを子ども(生徒)が読むことはあるんだろうか。」

  • タイトルがちょっとキャッチー過ぎる気が…。

    中身は『オレ様…』よりももう少し観念的な話が多く、たくさんの「モンスターの事例」を期待している読者には多少期待外れかも。というより、そうした読者は想定外であることが最初にも書いてある。

    先日、内田樹先生の講演を聞く機会があったので、その辺でお話されたことをつながることが多々あり、点が線になった感覚が多く面白かったです。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1941年千葉県生まれ。東京教育大学文学部卒業。埼玉県立川越女子高校教諭を2001年に定年退職。「プロ教師の会」名誉会長。作家。著書に『オレ様化する子どもたち』『いじめ論の大罪』『尊敬されない教師』など。

「2020年 『学校の「当たり前」をやめてはいけない!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

諏訪哲二の作品

ツイートする
×