自己チュー親子 (中公新書ラクレ)

著者 :
  • 中央公論新社
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121503022

感想・レビュー・書評

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  • 自己が不合理な強制を受け、去勢することで個人となり、社会でまともに暮らせるようになる。子育ては本来このようにあるべきであるが、現在は個性を大事にするなどの名目で、強制は避けられ、去勢することなく学校へ向かう。
    その結果、様々な問題が起きている。

    贈与や等価交換などの概念、自己と個人の概念は前作にと引き続き現れる。子どもを対象にしていた前作に比べると、今回は家庭に焦点を合わせている。
    プロ教師の会なんだから、学校や教師について語っていればいいのに。家庭や子どもを語るのはいまいちだった。

  • [ 内容 ]
    子どもの問題は、親を語らずして解決できない。
    モンスター・ペアレントに向き合い、現代の家族を解読した注目の本。
    「かけがえのない自分」が暴走するとき、社会は悲鳴をあげる。

    [ 目次 ]
    第1章 フェアプレーなきヒーロー―亀田親子について
    第2章 「オンリーワン」はそれほど大切か?
    第3章 秋葉原事件をめぐって
    第4章 「親」は何をしてきたのか
    第5章 モンスターペアレントの「妄想」
    第6章 「自己チュー」の発生源としての家庭
    第7章 理不尽と非合理の効用

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 平成22年9月30日読了。

  • 亀田親子に朝青龍、どこか違和感を感じつつ、こうして取り上げられるとなかなか興味深い。
    秋葉原事件やモンスターペアレントも取り上げられており、思わず、自分を振り返ってる瞬間もあった。
    自己と個人の違いという点は、共感できる面もあり、一人の親として、考えさせられた。時には、自分を振り返ろう。

  • 「自己中心的な子ども」が増えている。その原因は「自己」ならぬ「自子中心主義」の親が増えているからだと言う。子育ては、家族が大元なのだと改めて思う。

  • もう少し具体例を載せてくれるとより説得力が増したのではないかと思います。結局、近代社会の個人と自己の問題ばかりを繰り返し述べているだけで、後半は少々飽きてきました。

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プロフィール

諏訪哲二

1941年千葉県生まれ。「プロ教師の会」名誉会長。作家。東京教育大学文学部卒業。埼玉県川越女子高校教諭を2001年3月に定年退職。「プロ教師の会」は、80年代後半に反響を呼んだ『ザ・中学教師』シリーズ(宝島社)をはじめとして、長年にわたり教育分野で問題提起を続けている。著書に『オレ様化する子どもたち』(中公新書ラクレ)、『間違いだらけの教育論』(光文社新書)、『学校はなぜ壊れたか』(ちくま新書)など。

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