困った時のアドラー心理学 (中公新書ラクレ)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 342
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121503633

作品紹介・あらすじ

アドラーの知恵は、他人とどう付き合ったらいいのか、という悩みに明快な指針を示してくれる。本書は、悩ましい人間関係のなかにある現代人に、多くの示唆を与えるだろう。

感想・レビュー・書評

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  • 時折り顔を出す息子さんのキャラが立ちすぎている。毎回気になってしまった。
    先生の回答を読んでいると、そもそも質問なんだっけ?となることが多かった。
    本書にて少しだけ実践としてのアドラーを感じられたように思う。ただ理解とは程遠いからもっとアドラーの本を探してみようと思う。

  • 岸見先生のアドラー心理学の本を読み重ねている。この本も良書だと思う。具体的な相談内容について、アドラー心理学に基づいて岸見先生が答え、その中でアドラー心理学の考え方を説く、という形式を取っている。非常にわかりやすく、具体的な相談事なので、とても興味を持ちながら読み進めることができる。友人、職場、恋愛、夫婦関係などいろいろな場面ごとに章分けされているが、その中でも、親子関係のパートが全体の半分近く割かれている。それだけ親子関係で悩んでいる人が多いということなのだろう。

  • 岸見さんの本は4冊目。7章は経験を背景にして重たさがある。
    やれることとできることは違う、ということでもあるのかな。

  • QアンドA形式でわかりやすさを狙ったのだろうが、今ひとつだった。「嫌われる勇気」が面白かっただけに残念。

  • 自分、友人との関係、職場の人間関係、恋愛、パートナーとの関係、親子関係でアドラーならこう考える。こう行動すると楽になると、具体的な質問に答える形で示してくれている。

    自分の問題と他の人の問題を切り離して考え、自分ができることをやって行こう。

  • 職場、夫婦、親子などで困ったことが起きた時にアドラー心理学ではどういう考え方で乗り切るのか、ケース毎に解説されている。「今ここ」を大切に生きることと「誰の問題か」を考えることで、多くの問題に対処できそう。

  • 文庫本のため、アドラー心理学がどんな考えのものかを説明するというよりも、現実にこんな悩みがあったときに、アドラー心理学ではどう考えるかという類いの本だった。3部作目であり、より実践的に、また読みやすくしたものという印象を受けた。有名な嫌われる勇気を読んだあと、結局どう考えるんだっけ?と問題集のように使用すると良いかもしれない。

  • 悩んでも問題は何も解決しない。人間は努力している限り悩むもの。真剣に生きる人であれば苦しみを避けることはできない。だが苦しみが深刻さを帯びると身動きがとれなくなり、前に進めなくなる。アドラーはこう言うだろう。苦しいから前に進めないのではなく、前に進まないために悩むのだと。そうならないためには、過去に今の問題の原因を探すのをやめる。そして他者を責め、自分の辛さを語るのをやめる(「悪いあなた、かわいそうな私」をやめる)。なぜ人は悩むのか?端的に言えば決断を遅らせるため。変われるのは自分だけ。

  • 初めて読んだ「アドラー本」。
    物事の捉え方、考え方、対処の方法に対し、客観的にわかりやすく解説をしてくれる。

  • (2016.03.31読了)(2016.01.21購入)(2014.04.15・3版)
    Eテレの「100分de名著」でアドラーさんの『人生の意味の心理学』が取り上げられたのですが、紹介された本はちょっと敷居が高そうなので、手軽に読めそうなのを探して読むことにしました。
    人生相談的に、事例に基づいた解説になっていますので、タイトル通り困ったときに似た事例を参考に読めば、どうしたらいいかの参考になるのかもしれません。
    事例の前に、アドラー心理学の考え方の基本が第一章に紹介してありますので、基本を押さえたうえでの、事例ということになります。
    ・悩んでも問題は何も解決しません。
    ・過去に今の問題の原因を探し出すのをやめます。
     (過去に何があったにせよ過去のことを持ち出しても、今直面している問題を解決することには少しも役に立たないからです。)
    ・他者を責め、自分がどんなにつらい思いをしているかを語るのをやめます。
    ・今、起こっていることが誰の課題かを明らかにし、自分の課題でなければさしあたって何もしないでおきましょう。
    ・問題解決の糸口は自分の課題からだけ見出せる
    ・変われるのは自分だけである

    【目次】
    はじめに
    第一章 アドラー心理学の基本
    第二章 自分自身のことで困った
    第三章 友人との関係で困った
    第四章 職場の人間関係で困った
    第五章 恋愛関係で困った
    第六章 夫婦、パートナーとの関係で困った
    第七章 親子関係で困った
    あとがき

    ●自己防衛(74頁)
    感情をコントロールできない人は精神的に未熟な人です。普通にしていれば、誰にも認められないと思っているか、仕事の無能さを隠すために感情を使って攻撃的になることで過剰に自己防衛しているのです。
    ●愛されている(93頁)
    自由にさせてもらっていると思えるときに最も愛されていると思えるのです。反対に、自由にさせてもらえていない、常に監視されていると思う時は愛されているとは思えません。信頼されていないと思うからです。
    ●なぜ怒る(117頁)
    なぜ怒るのでしょう。怒る人は、怒ったり、イライラするとまわりの人が自分のいうとおりに動いてくれるということを知っているのです。
    ●所属感(135頁)
    子どもがいちばん嫌なのは無視されることです。
    家庭であれ、学校であれ、ここにいてもいいのだと感じられることは誰もが強く願うことであり、そのように感じられなければ何とかして自分がいることを認めてもらおうとします。
    ●事態は変わる(180頁)
    とにかくできることをとりあえずやってみたら事態は変わります。

    ☆関連図書(既読)
    「アドラー『人生の意味の心理学』」岸見一郎著、NHK出版、2016.02.01
    (2016年5月19日・記)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    アドラーの知恵は、他人とどう付き合ったらいいのか、という悩みに明快な指針を示してくれる。本書は、悩ましい人間関係のなかにある現代人に、多くの示唆を与えるだろう。

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著者プロフィール

哲学者・カウンセラー。1956年京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。専門の哲学に並行してアドラー心理学を研究。著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(ともに古賀史健との共著)ほかアドラー関連書多数。またアドラー関連以外の著書に『三木清『人生論ノートを読む』』などがあるほか、プラトン『ティマイオス/クリティアス』の翻訳も手がける(ともに白澤社)。

「2021年 『NHK「100分de名著」ブックス 三木清 人生論ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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