ことばから誤解が生まれる - 「伝わらない日本語」見本帳 (中公新書ラクレ)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 56
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121503862

作品紹介・あらすじ

「ムショクですか」は無職か、無色か?「部長も絵はお上手ですね!」は出世できない言い方?「ことばから誤解が生まれるのは避けられない」と語る日本語学者が、そのしくみを徹底分析。

感想・レビュー・書評

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  • 誤解の例がいちいち楽しくて面白かった
    文章には普段から気をつけているつもりだが、うっかり分かりづらく書くこともあるので、手元に置いてたまに読み返したい。
    修飾詞の係りや助詞の使い方など日本語はめんどくさいなぁと改めて思った。
    指示語がなにを指すか分かるようにするのは著者の責任というのはドキッとした。
    「塩ピーナッツはお菓子か?」言葉の捉え方が人によって違うことを内包と外延で説明したのはすごくしっくりいった。
    日本語について書かれた本だけあって非常に読みやすいと感じた

  • 2016.8.2市立図書館
    他愛なく罪も軽い「音声から生まれる誤解」にはじまって、やや解消に手がかかる「文法から生まれる誤解」、どんなに辞書を整備して啓蒙しても終わりのない「語義から生まれる誤解」、さらに「状況から生まれる誤解」「表現意図から生まれる誤解」と言葉を使う限り「誤解」を避けるわけにはいかず、かといって口をきかなければそれはそれで「誤解」は生まれ、という具合で、この本を読んで誤解のメカニズムを理解することでなるべく誤解をさけつつも、過度に恐れることなくコミュニケーションに励むしかないという境地に至らせてくれる。
    世間で誤用や誤解が表立って話題になるようなこともなく人知れず静かに進んでいく変化のほうが実は多いし気づきにくいぶんやっかいだという指摘は辞書編纂を手掛ける著者の実感がこもっている。言語学の下地がある私にとってはとてもおもしろく読めたが、そうでもない人にはやはりちょっととっつきにくい内容だろうか。出版からたった5年でもう品切れ入手不可になっているのはなにかわけがあるのだろうか…気になる。

  • 「警官が自転車で逃げた泥棒を追いかけた」って、自転車に乗っているのはどっち?みたいな間違いの起きやすい事例をツラツラと紹介。

  • こういう本で国語を勉強すれば良いのに。最後の章の決まり文句のくだりとか、大人こそ学ぶべき。

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