「デキるつもり」が会社を潰す - 「絶対黒字感覚」のある人、ない人 (中公新書ラクレ 397)
- 中央公論新社 (2011年10月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121503978
感想・レビュー・書評
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公認会計士という視点から経営、営業を解説している本です。”数字は嘘をつかない”といわれている通り、会社の経営状態、営業マンの成績等を客観的に判断できるのは数字だけです。ビジネスマン必読の一冊です。
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できるつもりとは?
→うまくいった場合どのくらい利益が見込めるか?最悪のシナリオだとどのくらいの損失が生じるリスクがあるのか?そのリスクを避けるための方策はどんなことが考えられるか?を考えておく
できる社員は気前がよく、自分の方が評価されるべきなどは気にしない
実際にできないことをできないふりをせず、できないことを認めてそこからスタートする -
会計的観点から黒字と言える社員とは?ということを読み解いた本。
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高いつもりで低いのが会社への貢献、低いつもりで高いのは自分の給料。
絶対黒字感覚を見につけて、デキるつもりから、デキる黒字社員に。
この本を一言で言うと、給料の3倍分アウトプットをだせ! です。
3倍分出さないと会社は赤字。まあ、そうですよね。
こういう人が残念な人、こんな人が「黒字社員」と、会社の中の会話形式で例を出して説明。
内容は別にいいですがちょっと冗長かな。。学生時代に読むといいんじゃないでしょうか。
内容的には目新しいものがないですが、でもこういう人いるよなーと思っちゃうのも事実。仲間に入らないよう気をつけなければ。 -
「給料の3倍を稼げるように」って話をよく聞きますが、なぜ3倍かをきちんと書いていたり、「デキル社員」を定量的に記されている良書。
自分はプログラマをやっていて、直接お客さんとお金の交渉をしたり、出て行くお金の管理をしていないので、「給料の3倍」って言われてもピンとこず、いつの間にか忘れてしまっていた感覚でした。
それを思い起こさせてもらったことが、本書を読んで得られたこと。
次は、それをどうやって実践に結びつけていくか。ポイントは時間のレコーディングかなと思う。何にどれぐらいの時間を使ったのか。Twitterに熱中しすぎていないかとか、ぼけぇとしてないかとか。
まずは時間レコーディングからはじめてみようかな。 -
本当に「デキる黒字社員」とは、一体どういう人なのでしょうか?
私は、自分が「デキない」ということを、素直に認められる人ではないか、と考えています。
これまで、私が思う「デキる」人を数多く観察してきましたが、共通して言えるのは、先ほどの稲盛和夫氏のように、つねに今よりもさらに「デキる」状態をめざして、自分は「まだまだデキない」という意識で仕事に取り組んでいる、ということです。
(pp.234)
http://bookdiary.livedoor.biz/archives/52248077.html -
書かれた内容は、なるほど!!と思います。企業の中での黒字の考え方の整理、としてよいです、ただ、どこか私にとってグッと来るところが少なかったので星三つ。