- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121504180
作品紹介・あらすじ
長谷部、本田、香川らは移籍先で主力となったが、逆にほとんど出場機会を与えられず日本に戻る選手もいる。何が海外移籍の成否を決めるのか。スペインに留学し、海外取材の経験も豊富な著者が、語学力、各国リーグの特徴、ポジション別適性等を詳細に分析し、成功の鍵を提示。
感想・レビュー・書評
-
一口に海外組といっても、言葉は悪いが、買われる者と売りに行く者があり、TVではほとんど取り上げられない後者の状況も解りやすく纏められていた。ただ、いずれも挑戦者としていろんな壁に立ち向かっているのだとよくわかった。あとポジション別適性は面白い企画でしたが、今後いろんな選手が挑戦していくことで、適性の幅は拡がるでしょうね。
楽しく読ませて頂きました。ただ、麻也のスピードは欧州に行っても延びませんね。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
hs19501112さん読んでみたくなるレビューでした。読んでみたくなるレビューでした。2012/12/18
-
-
結論としては行くべき。ただし語学もセットで。
-
小宮さん得意の、深いインタビューからの考察。良かったです。
-
新書なのですが濃いですね~、はじめにに出てきた「ババンギダ」懐かしいなぁ、いましたね足が速い選手。
そうかイスラムでラマダン絡みがあったのね…結構ディープなので面白かったし興味深いです。 -
これまで多くの日本人サッカー選手が様々な国のプロリーグに挑戦し、ある者は期待以上の活躍を見せる一方、志半ばで帰国せざるをえなかった優秀な選手もいた。スポーツ・ジャーナリズムは特定の選手を勝手に持ちあげといてえてして梯子をはずしたり、さらには精神論で叩いたりとうんざりさせられることが多いが、本著は「海外組」の置かれた状況を的確に分析し、これまでの経緯と問題点を冷静に記述している。特に各国のプロリーグの特色やポジション別に日本人選手のチャレンジすべき点をきちんと整理してみせているのが面白い。
-
類似本はいっぱいあるけど、各国リーグの特徴などかなり踏み込んだ内容。
おすすめ。 -
日本のサッカー選手が海外に移籍する際のいろんなことが書いてある本。これまでの移籍を踏まえて移籍する際に気をつけたい点がいろいろ書いてあります。
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4248732.html -
情報が氾濫する昨今では、この手の本は苦戦するな。どこかで聞いたネタばかり。
JのチームがACLで勝ち残れなくなったのは、なにも能力のある選手の払底やJチームの戦闘能力の低下が原因ではないだろう。もっと他に要因はある。根拠無く、妙な断定する口調が気になる。
オランダの二部リーグとJリーグなら間違い無く、Jリーグの試合のほうが面白いように思うのだが。
あまりにも「ユーロセントリスム」すぎる。それに、選手の評価を、他人に委ねすぎだ。ジャーナリストなら、自分の視点も盛り込むべきだ。 -
<作品紹介>
長谷部、本田、香川らは移籍先で主力となったが、逆にほとんど出場機会を与えられず日本に戻る選手もいる。何が海外移籍の成否を決めるのか。スペインに留学し、海外取材の経験も豊富な著者が、語学力、各国リーグの特徴、ポジション別適性等を詳細に分析し、成功の鍵を提示。
<感想>
以前読んだロベルト佃とは別の視点で、日本人のヨーロッパでの成功と失敗が記述されている。
やはりその国の言葉を取得し、その国の言語でいかにうまくコミュニケーションを取れているかが大いに実績に影響していることがわかる。
とくにスペインをはじめとするラテンの国では自身がその国の言語を話し通訳を通さず自らコミュニケーションを取らなければ、相手にされないと結論付けている。
そういった意味では長友は特殊であるが、長友がゆえにその愛されるキャラでコミュニケーション不足をカバーをしている感じである。
読めばなるほど、スペインに渡った日本人がことごとく実績を残さずに帰国してきた理由に納得もいく。
著者プロフィール
小宮良之の作品






この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。





