総理の器量 - 政治記者が見たリーダー秘話 (中公新書ラクレ)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 51
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121504210

作品紹介・あらすじ

安倍晋三以降、民主党政権に至るまで満足にリーダーシップを発揮できず、短期間で総理が辞任している。歴代の総理に有って、彼らに欠けているものは何か。ベテラン新聞記者が、間近で接した三木武夫、中曾根康弘、小泉純一郎らの政権の運営・外交等の内幕と意外な素顔を描き出す。

感想・レビュー・書評

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  • ○政治の要諦は人事。人事が目的になってはいけないが、何をやろうと本気で考えるならば的確な人事に精一杯心を砕く。(中曽根首相ページ)
    ○日本のリーダーのタイプ
     縦軸・・・上・原則志向~下・状況志向
     横軸・・・左・和の志向~右・力の志向
     ※原則志向+力の志向→小泉首相、サッチャー首相
     ※状況思考+力の志向→田中首相
     ※原則志向+和の志向→橋本首相
     ※状況志向+和の志向→竹下首相
    ○賛否の両陣営をリング上でガチンコで闘わせる。その上で両陣営にお土産を持たせる。(竹下首相ページ)
    ○人は政策だけでも、打算だけでも、人情だけでも一緒になれるわけではない。色々なしがらみ、人間関係といった要素が複雑に絡み合って動くのだ、人為的な再編など夢物語に過ぎない。
    ○政治のリーダーには、時には自分のいに反することであっても「これをやるのが自分の宿命だ」と受け入れて、全力を尽くさざるを得ない時がある。

  • 読了。

  • 三木さんから小泉さんまでの、全員ではないが総理につて五郎さんが書く。
    読み終わって誰がどうだったか全く覚えていないが、書かれた当時は民主党政権だったのだけど、その違いに驚く。
    リーダー論としてもいいのではないか。

  • 総理としては、吉田茂、中曽根がよくやったという印象。民主党の歴代総理は総理としての器ではなかったのだとつくづく思う。

  • 読みやすい本です。中曽根康弘、小泉純一郎などの歴代総理を記者の見方で書いています。まえがきにリチャード・ニクソンの『指導者とは』の「テレビの前にすわってぼんやりしている若者は、あすの指導者にはなり得ないだろう」という一説を紹介しています。大平正芳の章では、「権力は必要な限度でゆるされる」と紹介し、民主党は権力を振り回しているようにしか見えないと評し、「権力は抑制的でなければいけない」と説いています。権力を与えられても慎重に使わないといけないと思いました。人が人を評することの難しさを感じました。誤字脱字はありませんでした。

  • 賛否両論はあるけれど、安部首相に至るまでの各首相のことがよく分かる。そして、菅、鳩山各氏の無能さが浮き彫りになる。

  • 106

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