若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす (中公新書ラクレ)
- 中央公論新社 (2013年8月10日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121504654
作品紹介・あらすじ
ブラック企業、限定正社員、非正規雇用…様々な議論の中で、もみくちゃにされる若者の労働問題。日本型雇用システムの特殊性とは?現在発生している軋みの根本原因は?労働政策に造詣の深い論客が雇用の「入口」に焦点を当てた決定版。感情論を捨て、ここから議論を始めよう。
感想・レビュー・書評
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ジョブ型雇用を最初に提唱した本。
これはジョブ型を考えるときは一度参照したい。 -
ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用の対比に触れながら書かれているので理解しやすい。
また、歴史的経緯も説明しながら今の雇用問題の根本原因を知れるので非常に良い書籍でした。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99526038 -
【北海道大学蔵書目録へのリンク先】
https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001586588 -
2020年5月再読
最初に読んだのは、2014年頃だったと思う。
日本の労働問題について、これほど切れ味鋭く論じた本は、初めて読んだ。発行は2013年なので、発行から7年が経過しているが、分析は全く色褪せない。
日本の労働慣行と、欧米、特にアメリカの労働慣行の違いをきちんと整理したくて再読した。濱口先生のテーマは、言ってみれば、働く人達の幸せであるのに対して、私の興味は、労働慣行の違いが企業の、ひいては一国の産業競争力にどのような影響を与えているかということ。でも、最後は一緒かもと思い始めた。 -
濱口さんのブログは民主党政権時から読んでいたが、著書は初めて。
職業教育や人材育成のあり方をずっと研究してきた者として、もっと早く読んでおけばよかった・・・
やっぱり戦後日本社会というのが極めて特殊な幸せな社会だったので、そこからの脱却・転換が難しくなっているということだと思う。
自分の住む社会について適切に理解することが一番難しいのだなぁ。 -
社労士研修会で紹介された書籍。若者の視点から労働問題を解説している。
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10 学ぶことと働くことはどのような関係にあるのか[上原慎一先生] 1
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日本にとって若者の労働問題は
新しい問題だったという指摘。ジョブ型とメンバーシップ型など色々勉強になる。一度、参考文献こみでしっかり読み込んでみたい。
著者プロフィール
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