- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121504821
作品紹介・あらすじ
今日は上野、明日はファミレス。定食評論家がとことん食べ歩く。かつサンド、ハムカツ等のバリエーション。とんかつ早慶戦。長崎トルコライス等のご当地カツ。果てはハワイでとんかつラーメン。お新香、みそ汁、キャベツなど脇役陣もチェック。腹ぺこ諸君に贈る古今東西カツ事情。100店舗超掲載。カラー写真多数。
感想・レビュー・書評
-
カゼやインフルエンザがはやる季節を乗り切るにはビタミンを取る。ということで「コンカツ」ならぬ「トンカツ」でブタミンパワー全開、ブーブー言わせれば、病気が吹っ飛ぶ。
今回の本は、これでもかと言わんばかりのトンカツ特集だ。トンカツだけに文庫本にしてはちょっと厚めだ。写真付きで読んでいるとトンカツが食べたくなる。
珍しいカツと言えば、「紙かつ」だ。この「紙かつ」を出している店は、新宿西口にある「豚珍館」という珍しい名前の店だ。もちろん、分厚いロースカツもある。ライスと豚汁おかわり自由なのがうれしい。行くとついおかわりしてしまう。ただという言葉に弱いせこいモクモク羊でした。
新宿から山手線で高田馬場を降りて高田馬場から早稲田まで歩くいわゆる「馬場歩き」をしていくと「キッチンオトボケ」が見える。トンカツ定食650円、チキンカツ定食500円という安さ。さすが学生街だけに安さとボリュームは欠かせないということか。特色がないと大学の学食に客が奪われるからなあ。ついでに言うと反対の通りを少し歩いたところにある「ごんべい」といううどん屋で使っているカツはオトボケで作っている。ここのうどんはコシがあっておいしい。その上、ボリュームもあって財布とお腹にやさしい。
東京都内の有名店、チェーン店、全国のとんかつ店やとんかつを巡る歴史が書かれていてトンカツ好きにはたまらない1冊だ。読んでだけで腹いっぱいになってくる。トンカツ一つとってみても歴史がある。トンカツを思いついて広めていった人たちに感謝したい気分になった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
定食評論家のとんかつ食レポと蘊蓄の本。
第一章 とんかつとサラリーマン・・・サラリーマンの多い都心。
第二章 とんかつと学生・・・神保町や早稲田等、学生街。
第三章 ありがたいチェーン系とんかつ・・・和幸、さぼてん等。
第四章 とんかつ発展史・・・その歴史と発展、老舗。
第五章 とんかつのバリエーション・・・かつ丼、カツカレー等。
第六章 日本とんかつ紀行・・・旅先でのとんかつとバリエーション。
最終章 とんかつオブザワールド・・・アジア、ハワイでのとんかつ。
この一冊で、とんかつの事が詳しくなりそう。
相変わらずの美味しそうな食レポも衰えていません。
だから、読んでいると食べたくなってしまう(^^♪
・・・でもね、細かいこというと、
「サイゼリア」じゃなくて「サイゼリヤ」ですw -
一週間に1~2回はトンカツを肴にホッピーかビールを楽しんでいます。スーパーで購入したり、妻に作ってもらったりw。トンカツとキャベツの千切り、からしを前にすると、なぜか笑顔になる私です(^-^) 今柊二 著「とことん! とんかつ道」、2014.1発行です。
-
表紙を見ただけでとんかつと山盛りのキャベツに食欲がわく。今すぐにでもとんかつと山盛りキャベツを食べたい!そんな衝動に駆られる。ページをめくるととんかつの写真、説明や店紹介があり、余計にお腹がすく。明日の昼ごはんはとんかつに決定!
-
翌日に早速、とんかつを食べました。
病気の関係で本物のトンカツとは程遠いのですが食べる事により、満足をしました。
とんかつ屋さんのお店情...翌日に早速、とんかつを食べました。
病気の関係で本物のトンカツとは程遠いのですが食べる事により、満足をしました。
とんかつ屋さんのお店情報や写真もあるので、おすすめです。2014/04/11 -
2014/04/14
-
2014/04/14
-
-
今さん、定食、立ち食いソバ、ファミレスときて次はとんかつと来た。
札幌、自由人舎 時館まで網羅しているとはさすがです。
チキンカツ、カツサンドなど変化球も交えつつの、怒涛の
とんかつ徹底ガイド。一気に読むと、終盤部分は
本当に食傷気味になること、間違いなしです。
個人的には、とんかつにはビールなので、ご飯少な目の
ビール(大瓶)がベストです。
本書では、ビールと一緒にやっている場面がない。
さすがに、高カロリーを気にされているのかな。
あと、個人的に欠かせないのが辛子。
良い辛子、悪い辛子もあるので、少しでもこの部分に触れてほしかった。
でも、今さん。
カツ丼大盛りがまだできるのですね。まいりました。
新書で1000円に違和感ある人もいるかもしれませんが、
とんかつ本らしいボリュームと、多数のカラーでこれはいい内容です。 -
食べ歩きの本のとんかつ限定版(といいつつ他の揚げ物もちょっと)
普通の会社員が平素のランチタイムで食べられるお手頃なとんかつにフォーカス
昨今は食べログなどの口コミメディアで一般の人の食レポレベルがアップしていて、この内容であればネットの方が余程詳しいのだが、いろいろなお店を一人の視点で評価するという点では価値があるかも -
今氏の本はすべて良い。このひと、思ったより若いけど(1967年生まれ)、本業はなんだろう。
-
久米書店
-
著者の食欲は立派。