駆け出しマネジャーの成長論 - 7つの挑戦課題を「科学」する (中公新書ラクレ)

著者 :
  • 中央公論新社
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レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121504937

作品紹介・あらすじ

突然化・二重化・多様化・煩雑化・若年化という5つの職場環境の激変で、いま3割の新任マネジャーはプレイヤーからの移行に「つまずく」。成果を出すために、何を克服すべきか?人材育成研究の知見と、聞き取り調査をもとに、内省と行動を繰り返すことなど、アドバイスを贈る。

感想・レビュー・書評

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  • 課長として2年目の苦しんでいた頃、何度も読んでいた本。

  • 教科書というほど内容は堅くなく、自身の経験やインタビューなども踏まえ今の現場に則していて、読みやすかったです。
    4つのネガティブな感情
    目標達成不安、板挟み不安、業務量不安、現場離脱不安

    7つの挑戦課題
    部下育成、目標咀嚼、政治交渉、多様な人材活用、意思決定、マインド維持、プレマネバランス

    リフレクションを通じ、マネジメントの原理原則を学び直し、ジレンマをマネージする

    駆け出しだけでなく、今まさに悩んでいる方も初心にかえれる気づきがあるかもしれません。

  • 図解がわかりやすく、理にかなっていて良かった!
    前半は世代の話で面白ろくなかっかですが、示唆に富む内容
    THE チームを読んだ方がいい

  • ビジネス書
    かかった時間45分くらい(マッハ)

    中間管理職初心者のためのHOWTO本?なのか?
    読んでいるとふむふむと思うが、たぶんほんとうにそういう立場になったら難しいんだろうな。
    (たぶん)研究的に立証されていることが、すごく易しい言葉で書いてあったので、読みものとしてとてもよい。そういう立場になったらパラパラと読み直したら発見がありそうな気がする。

  • これからマネージャーを目指す人、マネージャーになりたての人の是非読んで頂きたい本です。何となくモヤモヤとしていた不安などが分かりやすく解説されていて、非常に良い精神安定剤としての役割を果たしてくれます。
    またどんな事を頑張れば良いのかなど、悩むことについても具体的に分かりやすく解説されていて、業種、業界違う状況の話であっても非常に自分事としてとらえることができました。

  • 本書のテーマは「駆け出しマネジャーが様々な困難をいかに乗り越え、成果を出せるマネジャーになるのか」である。著者の関心領域、マネジャー研究の定量的・定性的な知見によって語られる。

    新任マネジャーの壁は、1.部下育成、2.目標咀嚼、3.政治交渉、4.多様な人材活用、5.意思決定、6.マインド維持、7.プレマネバランス。

    マネジャーがどんな存在なのかを知ること、マネジャーが実務担当者とは異なることを理解すること。マネジャーの仕事は、他者を通じて物事を成し遂げることであり、部下や上司、部門長などのさまざまなステークホルダーを動かすことになる。これまで、自分が動いて成果を出してきた人が、突然マネジャーになると自ら動かないことを求められる。そのような準備をしている人はおらず、変化に苦労する。スパンオブコントロール、どんな上司でも連動する仕事に従事している5、6人以上の部下を直接管理できない。

    ー以下、メモー
    ちょうど昨年、上司が昇格してマネジャークラスに上がった。チームをうまく組織できず、プレイヤーで居続けている。まさに、駆け出しマネジャーの壁に直面しているのだ。メールの嵐に見舞われ、プレイヤーとしての仕事は回らず、マネジャーとしては中途半端な立ち位置となっている。
    自分がこうならず、ステップアップしていくには、上司の苦労を汲む視座と準備が必要になる。いろんな人の動きがよく見えるところにいるので、見て学ぶ。
    スパンオブコントロールに基づいて言うと、チームは人数が多すぎることになる。中間管理職が少ないのだ。

  • 日本中の新任マネジャーに贈りたい一冊。肩の力を抜き、自分らしく仕事を進めていくことに、勇気をもらえることと思う。地に足をつけて着実に。

  • マネジャーの仕事とは、
    Getting things done(物事を成し遂げる)+ through others.(他者を通じて)
    L他者とは部下のみならず、上司、他部門の長、経営者なども含まれる。

    プレイヤーとしての自分を捨てることは、
    声を大にして、強調しすぎても、しすぎることはない。(p74)

    1)対人関係の役割
       挨拶屋、ベクトル合わせ屋、連絡屋
    2)情報関係の役割
       分析屋、伝達屋、宣伝屋
    3)意思決定にかかわる役割
       変革屋、障害やりくり屋、配分屋、決定屋

    7つの挑戦課題
    1.目標咀嚼 2.政治交渉 3.多様な人材活用 4.意思決定
    5.マインド維持 6.プレマネバランス 7.ディレンマをマネージ(やりくり)する

    真のマネジャーになるためには、
    実務担当者からの「生まれ変わり」が求められる。
    そんとあめに、実務担当者時代とは異なる「学び」が必要

    他部門の長との政治交渉のプロセス
    1.他部門(他部門の長)の現状理解
    2.他部門(他部門の長)との関係構築
    3.「数字」と「錦の御旗」の提示
             L会社全体のことを考え、ひと汗かかないかという思い」

    年長者に指示するときに、
    「権力を有する上司」と「権力に従う部下」という関係で接するのではなく、
    「立場・役割上、指示をする人」と、「立場・役割上、指示を受ける人」
    →気持ちは分かるし経験・実績はリスペクトするが、自分としては立場上、こう言わざるをえない

    マネジャーはまず職場を見る、泳がせる、観察するフィールドワーカー
    文化人類学などの研究で調査対象の中に入っていって生活を共にしじっくり観察する「参与観察」。

    迅速な意思決定ができるマネジャーは、判断するスピードが速いのではなく、
    「いつも考えている」。

    プレマネバランスが重要であり困難な課題。
    生まれ変わって、自分がやることを減らさなければならない。
     ・自分がやりたいこと 
     ・自分がやらなければいけないこと
     ・自分がサポートするなら、他人に任せることができるもの
     ・自分のサポートなしでも、他人に任せることができるもの

    【目次】
    1.マネジャーとは何か?
    2.プレイヤーからの移行期を襲う5つの環境変化
    3.マネジャーになった日 ―揺れる感情、7つの挑戦課題
    4.成果を挙げるため、何を為すべきか ―リフレクションとアクション・テイキング
    5.マネジャーの躍進のため、会社・組織にできること
    6.<座談会>生の声で語られる「マネジャーの現実

  • 自己啓発本の中では、きちんとした教授が取材に基づき要素整理したという意味で巷に溢れる直感的な成功体験本とは異なる性質の秀作。勿論、実用性も高い。

  • 前評判通りであったが、よかった。
    マインドマップにまとめ直したので、折に触れながら見直す。
    新任マネジャーの苦悩というのは万国共通なのだな、と安心。自分だけではない。

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著者プロフィール

立教大学経営学部教授

「2020年 『データ・ドリブン・マネジメント入門(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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