いつも出遅れる人の株講座 (中公新書ラクレ)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 97
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121505224

作品紹介・あらすじ

買っていたら、売っていればと後悔ばかりの人、必読!常識の通用しない株式市場を、アナリスト、ファンド・マネージャーとして豊富な経験を持つ著者が解説。下落相場でも損をしない方法、投資すべき銘柄の探し方、偉人たちが残した金言…。株で儲けたいなら、これを読め!

感想・レビュー・書評

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  • アナリストやファンドマネジャーとしての経験があり、証券業界に精通している著者が常識の通用しない株の世界でどのように行動すればよいかを解説した一冊。

    読んでいて株式市場の難しさと分散投資や取引に時間の概念を持つことが非常に大事であることを感じました。
    また、世間で捉えられている常識がほぼ通用しないことは色々な著書で勉強してきましたが、改めて本書を読んで肝に銘じる思いを感じました。
    また、本書で書いてあることは意識はしてても実際の取引の場面となると忘れて行動してしまうものも多く、改めて意識を強くするきっかけにもなりました。

    本書では信用取引の概念も丁寧に説明されており、追証や日歩など分かりにくかった用語やリスクについても理解することもできました。
    そして、銘柄選定や期間での投資スタンスの違いや相場環境での戦略なども具体的に書かれており、リスクをきっちり理解して投資を行うための知識を付けることができました。
    特にそのなかでも相場環境の解説で好況、不況を流れとしてみることができ、投資の幅が広がりました。

    巻末には著名な投資家の金言も載っており、参考になりました。
    投資において肝に銘じるべき常識が多く載っており、兜の緒を締めるきっかけとなる一冊でした。

  • とても良かった

  • これまで間違っていた

  • 株を買ったままずっと長期保有するという長期戦略が通用しない時代になった今、上昇トレンドだからと逆指値を更新せずにいると突然の急落に益を失う恐れがあるので常にチェックすることの重要性を知った。
    無計画なナンピンも駄目である。
    他書で知った空売りのヘッジを入れて計画的な買い下げというのはありだと思う。
    若くして投資を始めることは断然有利であるという。
    自分ももっと早く知っていれば良かったと思うが、これから慎重に決めたルールに厳しく続けていきたい。

  • よくぞ新書の中に良質の情報を効率よく、分かりやすく書いてくれた、と感謝するような本。

    読むべき名著の紹介もされている。

    株式投資を始めて数年の人は読んだ方が良い。

    ただ、著者主催の勉強会はどうか不明。

  • 投資初心者向け。
    基本はきっちり押さえてる印象。

  • 安易な逆張りも、安易なレバレッジも、もうけた人の後を追いかけ、自分だけは追いつけるはず、という気持ちの現れだと感じます。
    自分の「出遅れる人」加減を把握するのにちょうどいいと思います。

  • 株式市場では社会的常識が通用しない。人知を超えて衝動的に動く。
    ボラティリティの大きさは、安定した投資の敵。

    新安値銘柄には必ず理由がある。
    上がっている銘柄は更に上がりやすい。過去最高値株価は上値を追う。

    上の階に行きたい場合、下から上がってくるものに乗る。同じこと。
    高値では売れない。分割売りを考える。

    損失はお金の損失と時間の損失がある。

    願望、恐怖、貪欲、という3つの感情で間違いが起きる

    株式市場のボラティリティは結構大きい。
    バフェットのやり方は日本では通用しない。アメリカは右肩上がりが続いている。
    全体マーケットの中での個別銘柄の動き=ベータ値。相関関係を示す。景気に左右されにくい食品、薬品などのでぃフェンシング銘柄はベータ値が低い

    会社四季報を読みこなす。手元において辞書のようにつかう。ホームページ、説明会のチェック、決算短信のチェック。

    逆指値による損切り。
    資金の全額の中の5%は損切りポイント。

    長期トレード
    シクリカル銘柄やゲーム、バイオなど花型銘柄は除く。個人が相手のサービス業、小売業、コンスタントに日銭が稼げるもの。ファーストレイテイリング。
    スイングトレード
    電機、精密、機械、鉄鋼などのシクリカル、鉱業、石油など市況連動など。コマツ。

    株価はしばらくその方向で動く。新高根銘柄が出ているときはそのセクターのピックアップする。

    上昇相場の初期は景気敏感株、金融、不動産
    中後期なら国策銘柄、大成建設。国策に売りなし、逆国策に買いなし
    後期は、上方修正銘柄。セイコーエプソン

    テーマ株やブーム株は、売りを狙う。

    ETFで全体を売る。
    自己資金を超えるレパレッジはかけない

    損失は取得原価の7%以内に収める

    バブルは繰り返すが要因は絶えず変化する。

    トレンドに追従する。
    キーリバーサルで買えない。押し目買いができない。
    損失なしにトレードできる、と考えているから。一旦その考えをはずす。損失は、利益の源泉。

    PERのトレンドが相場のトレンドを決める。
    下落時は、企業業績が下がるだけではなくPERのトレンドも下がるため、ダブルパンチで株価が下がる。

  • 一応市場に参加していて、経済番組や経済雑誌も多少は見るようにしてるけど、一冊まるまる株、という本を読むのは初めて。

    含み益と含み損、新安値銘柄と新高値銘柄の捉え方など、なるほどと思うところもいくつか。「利益が出た株をすぐ売却、損失を抱えた株は売らない」にはどきっとした。改善しないといかん。

    もともと信用取引とか先物取引に手を出すつもりはなかったけど、本書を読んでその思いを強くした。
    当初の「多少損しても社会勉強だと思って」なんて思いはまったくなくなって、やっぱり損したくない(笑)それでももう一つの「貯金より増えればいい」は今でも持ち続けている。あまり欲をかかずに、ぼちぼちやっていくつもり。リスク管理のため逆指値を使ってみようかなと思う。

    最終章の20の金言がいい。

  • 「あのとき買っておけば」「売っておけば」「始めておけば」「辞めておけば」。株でいつも後悔する人、必読! 社会常識が通用しない、投資の世界の”常識”。そのすべてをアナリストであり、ファンドマネージャーの著者が丁寧に解説します。「含み益は幻想、含み損は現実」「底値買い、高値売りにこだわらない」「バフェットのやりかたは日本で通用しない」……。無慈悲な株式市場で食い殺されたくなければ、この本を携えて飛び込め!

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著者プロフィール

太田忠投資評価研究所株式会社代表取締役社長。1964年大阪府生まれ。1988年関西大学文学部卒。国内を代表する人気アナリストの一人として、ジャーディン・フレミング証券(現JPモルガン証券)アナリスト時代は各種ランキングにおいて1999年から5年連続で「中小型株」部門のトップに輝いた。2003年よりJPモルガン・アセット・マネジメントでマネジングディレクターならびにファンド・マネジャーを務める。2009年に独立し、現在は投資助言ならびにコンサルティング業務をおこなっている。インターネットによる個人投資家向けの「投資実践コース」は評価が高い。

「2013年 『稼ぐ!ロジカル株投資』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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