- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121505262
作品紹介・あらすじ
憎らしい相手との闘争に巻き込まれた時、どうすべきか?個人や組織レベルの「日常」から、国家レベルの「非日常」まで、各種の修羅場をサバイバルするための極意を伝授する。ヘーゲル、池田大作、プーチンら「修羅場の達人」や、著者自身の獄中経験から、究極のノウハウを学び取れ。
感想・レビュー・書評
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今の自分には難しいと感じた。
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「・・・人間は基本的に大きな失敗をするまで、自らの行動を改めることはしない。・・・」(18ページ)第一章で著者の経験した修羅場が述べられているが、読んでいてとても共感することが多かった。人の経験(小説の主人公なども含む)から人は学ぶことができるを実感できる一冊でした。
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もっと具体的に危機の対処法が書かれてると思いきやそうでもなかったというのが正直な印象。
とにかく内容がインテリすぎて自分のような庶民にはちょっと落とし込めないかも。
俗にエリートと呼ばれる人達には割りと参考になったのでは? -
いま職場との関係がギスギスしている。仕事の割振りで納得できないことがあり、それを主張したがために疎まれている感じ。そんな中で本書を読み始めたのだが、あまり参考にはならなかった。参考事例の引用も多過ぎる。ロシアやイスラム国に絡む国際情勢の難しさが際立つ感じ。本書の内容に対してタイトルがしっくりこない。
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元外交官の佐藤優が、自身の経験を踏まえて説く処世訓。
エッセイ集なので、ケンカだけではなく色んな事を書いている。
数々の修羅場をくぐってきただけあって、凄みと説得力を感じた。 -
自身の体験や幾多の書籍から修羅場対応を示した本。対談と8日目の蝿を扱った事例がやや印象に残る。
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小説や話題になった(なっている)人物を例に取り、そこから学ぶ修羅場の対応法。
「吾輩は猫である」をそんなふうにとらえて読むのだなと、視点の置き方に感銘。
巻末の、中瀬ゆかりさんとの対談が面白かったです。 -
検察とのバトルのくだりや、虚々実々の駆け引きを繰り広げた外交官時代の話は引き込まれるけど、ヘーゲルとか、正直、その程度のことを言うために引っ張り出さなくても、と思ってしまった。
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佐藤氏は、本や世界事情ないろんなところからケンカの流儀を学んでいる。佐藤氏ならではの視点だと思う。
拘置所で検察官との感情的にならないやり取りは、まさに高度なケンカだと思う。
能力あるものは、その能力を他者のために使うべきという考え方は素晴らしい。