税務署員がこっそり教えるお金の裏ワザ - サラリーマン最強の蓄財術 (中公新書ラクレ)
- 中央公論新社 (2015年12月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121505446
作品紹介・あらすじ
税務署員は決して高くはない給料で、裕福な生活をしている。なぜなら彼らは調査相手の金持ちや事業家の蓄財術を知り尽くしているからだ。不動産、保険、年金、投資、補助金…ほんのちょっとの知識と手間で、家計はかなり違ってくる。元国税調査官が秘密を明かす人気シリーズ。
感想・レビュー・書評
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これらを活用する事で、一生の間には、1千万以上の違いが出るはずだ。
①個人年金(利回り8%と同じ事)
②財形貯蓄(20%の利子課税がゼロになる)
③学資保険(子供の医療、親の収入保障を網羅)
④持家が断然有利(賃貸は大家の利益の分支払いが多くなるから)
⑤住宅ローン控除(夫婦で共同名義にして40万円/年の控除枠を最大限使う。)
これについては、夫婦双方が、20万円以上の所得税を支払っているなら、
とても大きな節税となる。
⑥330平方メートル以下の相続なら、相続税は80%減
⑦サラリーマンが不動産業を兼業し、所得税還付を受ける。
損益通算の活用だ。
これについては、只野範男氏が「無税」入門―私の「無税人生」を完全公開しよう
で最初に本にしたと記憶している。
副業で、本当は儲かっていても、税務上は赤字になるのを利用し、
本業の所得を減らして所得税還付を受けるのだ。
しかし、税金面でのメリットは確かに上記のようにあるが、
不動産経営が成功するかどうかは、別の問題である。
物件が古くなれば、修繕費も多額になるし、入居率も大幅に下がる。
築10年を超えれば、ガラガラのアパートなんてざらにあるのだ。
むしろ、これだけの税制優遇を必要とするほど、儲からない商売といえる。
⑧税金を払うばかりでなく、補助金を貰う。
⑨非営利の労金を活用する詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと古い一昔前の本。家を買ったら夫婦名義にひて夫婦で控除を受けるべし、というのは参考になった。
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なかなか踏み込んだ、具体的な話で面白い。相続を考えると、金融資産ではなく、駅前の地価下がらない百坪以下住宅は参考になった。
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特にこれぞという情報はないように感じた。
税務署職員でなくても、日頃から金融知識を積極的に身につけようとしている人には当たり前の内容かも。 -
日頃からお金のことを調べたりしている人にとっては、あまり目新しいものはない。ただそうではない人には情報がまとまっていて良いと思う。
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【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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サラリーマンが使える節税指南本
目新しいことは特になし
節税に敏感な人は知っている知識
裏ワザとは表現が過大すぎ -
個人的には、目新しい情報はありませんでした。
不動産についての考え方は、人それぞれだと思います。
こんな見方もあるんだと思いながら、読みました。 -
参考になる記述が多い。年末調整を意識して保険に加入せよ、など。
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すでに実践済み、認識済みの話題が多かったのであまり有効にはならず、残念。
相続税は今後の話として参考になった。