新・世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ 605)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 131
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121506054

作品紹介・あらすじ

やっぱりわれわれは
世界中でこんなにイジられている!
不思議な国、日本
面白き人々、日本人……

シリーズ累計100万部!あの『世界の日本人ジョーク集』が帰ってきた!

AI、観光立国、安倍マリオ……。日本をめぐる話題は事欠かない。やっぱりマジメ、やっぱり英語が下手で、曖昧で。それでもこんなに魅力的な「個性派」は他にいない!不思議な国、日本。面白き人々、日本人。異質だけれどスゴい国。世界の人々の目を通して見れば、この国の底力を再発見できるはず。

感想・レビュー・書評

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  • 前のジョーク集からもう十年以上、ジョークも世界情勢の変化を反映して、少しずつ様変わりしているそうだ。中国の存在感が増していることとか、トランプ大統領というジョークネタとしてこれ以上ないキャラが登場したこととか、なるほどなあと思わされた。

    ただ、私は「新」のつかない前著の方が圧倒的に面白いと思った。前の本では、「何と言えばボートから飛び込むか」とか「天国と地獄」とか、国民性についての定番ジョークが多く、そういうのってやっぱり何度読んでも笑えるのだった。アメリカ人はヒーロー好き、日本人はエコノミックアニマルで、イギリス人は料理下手、愛に生きるフランス人、頑固なドイツ人、いい加減なイタリア人などなど、偏見すれすれ(そのもの?)ではあるけれど、笑い飛ばしたらいいんじゃないかという気になる。

    一方中国・韓国ネタには、西欧人からの侮蔑的なまなざしを、日本に対するもの以上に感じてしまう。これは自分の側の意識の問題かもしれないが、どうにも笑えないのが多いのよ。

    その点、スカッと笑えるのがトランプネタ。
    習近平と安部とトランプがウソ発見器にかけられた。ウソをつくとビーと鳴る。
    習近平「私は考えています。世界中が豊かになればいいと」 「ビー、ビー、ビー」
    安部「私は考えています。北朝鮮と良き友人になればいいと」「ビー、ビー、ビー」
    トランプ「私は考えています」「ビー、ビー、ビー」

  • こんなに国によって考え方が違うのか、なるほどな、と思いました。
    ただちょっと時代をかんじてしまいました。

  • 人は幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ アメリカの哲学者、ウィリアム・ジェームズ
    チャールズ・チャップリン 下を向いていたら、虹を見つけることはできないよ

  • 読書記録です。まだの人は読まないでね。

    書評に載ってたのは本業とされているノンフィクションだったけど、こういう本も書いてますというちょこっとした紹介で手にとった本。
    最初の『世界の日本人ジョーク集』は知ってたけどあまり読みたいとは思わなかった。この本が2017年12月、第一弾はその10年前。その当時のジョークはあまり笑って読める内容じゃないだろうな、と思ったから。
    この本でやっと、少しは日本人の世界からの見られ方が代って、自虐(被虐?)的なモノもあるけど「クール」なモノもあり、つっこみながらも笑いながら読むことができました。

  • 世界の日本人像も変わった。
    エコノミックアニマル・眼鏡・カメラ、バブル・金持ち・高品質電気製品、アニメ・ゲーム・スポーツ
    もう少し下品で顰蹙を買うネタも欲しかった

  • 2017.12.19 Newsweekより

  • 外貨建セミナー時に使用。各国の国の特徴性格がでている。

  • シリーズ累計100万部!あの『世界の日本人ジョーク集』が帰ってきた!やっぱりわれわれは世界中でこんなにイジられている!

  • 世界で日本人はどう見られている?

    トランプ大統領は、こういうジョークの大スターである。安倍首相もなかなか存在感を増しているのかも。なるほどと思うところもあり、へえと思うところもあり。ただ、ジョークはやはりTPOをわきまえて上手に使わねば、と思った。

  • ジョークの世界ではアベ(首相)やトランプ(大統領)が大活躍!
    良くも悪くもキャラが強いこのお二方を始め、日本が世界からどのように見られているか、ジョークの世界から知ることができます。

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著者プロフィール

早坂隆
1973年、愛知県生まれ。ノンフィクション作家。『世界の日本人ジョーク集』(中公新書ラクレ)をはじめとするジョーク集シリーズは、累計100万部を突破。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。他の著作に『指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎』(文春新書)等。主なテレビ出演に「世界一受けたい授業」「王様のブランチ」「深層NEWS」等。Twitterアカウント:@dig_nonfiction

「2023年 『世界のマネージョーク集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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