日本人が勘違いしているカタカナ英語120 (中公新書ラクレ 647)
- 中央公論新社 (2019年2月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121506474
作品紹介・あらすじ
いまの日本社会のコミュニケーションはカタカナ語を抜きにしては成り立たないようです。
しかし、みなさんがふだん使っているカタカナ語の表現、たとえば「ドンマイ」(Don't mind.)は英語ではないといったら、びっくりするでしょうか。
「ジョークだよ」を英語にしてみてください。It's a joke.だなんて思っていませんか。
「ランチしよう」はどう表現しますか。Let's eat lunch together.はとんでもなくヘンな英語です。
こうしたカタカナ語を英語では何というのか、それを知りたいとは思いませんか。
「そんなこと、和英辞典を引けば簡単にわかるはず」
こう思っている人がたくさんいるのではないでしょうか。
私はこれまで数多くの和英辞典を見てきましたが、おやっと首をかしげざるをえない英語表現にぶつかったことは二度や三度ではありません。
「英会話の本で学べます」 そう考えている人も少なからずいるでしょう。ですが、英会話の本をめくってみれば「文法的には正しいが、ネイティヴ・スピーカーならぜったいに口にしないような英文」がそれこそすぐにでも見つけられます。
なかには、かなり的はずれの指摘や、度をすぎた表現もあります。じっさい日本には、「つうじないカタカナ語」があちらこちらに氾濫しています。
本書のねらいは、①日常よく使われているカタカナ語を取り上げ、②それを場面に即した英語に言い換え、③その意図したところが確実にネイティブ・スピーカーに伝わるようにすることです。
つうじないカタカナ語を「ほんとうの英語」にみごと変身させてみせましょう。
Happy reading!――「はじめに」より
感想・レビュー・書評
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特に無し
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東2法経図・6F開架:B1/5A/647/K
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英語がつうじない原因のひとつ、それがカタカナ英語。ネイティヴならなんと言うかどう言うか。日常からビジネスまで使える表現満載。