ジョブ型人事の道しるべ キャリア迷子にならないために知っておくべきこと (中公新書ラクレ 833)

  • 中央公論新社 (2025年2月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784121508331

作品紹介・あらすじ

ジョブ型人事制度が注目されている。キャリア自律が求められる中、ふつうの会社員はどう働いてゆくべきか。キャリア構築術を考える。

みんなの感想まとめ

キャリア自律の重要性とジョブ型人事制度の理解を深めるための入門書として、多くのビジネスパーソンにとって有益な内容が展開されています。著者は、政府の「三位一体の労働市場改革」を背景に、ジョブ型人事がどの...

感想・レビュー・書評

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  • 岸田政権の時に、政府は「三位一体の労働市場改革」という考え方・政策群を打ち出している。それは、政府が毎年6月頃に発表する「骨太の方針」の中で明らかにされるものであり、今年の「骨太の方針」にも、「三位一体の労働市場改革」は政策として打ち出されていたので、石破政権も、それを受け継いだことになる。
    「三位一体」とは、「リ・スキリング」「ジョブ型雇用制度(職務給)の導入」「労働移動の促進(転職促進)」の三つの政策から成る。本書の題名ともなっている「ジョブ型人事」は、三つの中の一つの政策から来ている。
    本書は、「ジョブ型人事って何?」ということを、平易な言葉で専門家向けではなく、一般向けに解説したものである。「ジョブ型人事」というのは、定義がはっきりしない、というか、人によって定義が異なったりするが、本書は、そのあたりも含めて分かりやすく解説している。
    「ジョブ型人事って何?」ということを、これから勉強したい人には、うってつけの入門書だと思う。

  • 仕事帰りに立ち寄る本屋さんで。
    新書の新刊売り場で気になり手に取りました。
    ----------------------------------
    「ふつうの会社員」が直面する
    想定外の将来
    「ジョブ型」でどう変わる?
    昇進昇格 異動配置 給与
    もう会社任せにできない。
    キャリア自律の道しるべをみつけよう
    ----------------------------------
    今後は累積貢献よりも、時価になる。
    読んでいて、より強く思いました。
    20〜30代前半は抜擢人事も増えるし
    キャリアチャレンジできるが、
    役職定年がなくなる分、ポストオフも早まる。

    給与をあげたいならマネジメントは避けて通れないし、専門職で行くならよほどの希少性がないと給与は維持できない。

    私の会社も上記になるべく近づけようと人事制度変えようとしていたりするし、わかるんだけど…

    働いた稼ぐってほんとに厳しい。苦笑

    仕事以外の時間を自己研鑽に使うとなると、
    ほんとに趣味(読書)や好きな時間を削るしかなくなる…難しいなあ…。苦笑

    とか思いながら、通勤時間に読みました。

  • 我が社の現在の人事制度がどうなっているのかの客観視をしたかったのと、自分自身の今後のキャリアを考えるために読んだ。
    ジョブ型は組織の代謝をよくする、とても効率的な仕組み。
    反面、個人がうかうかしてたら個人がやばい。
    危険性を知り、今後の組織での頑張り方を考えるきっかけになったので本当に読んでよかったと思える。

    (具体的に自分はじゃあどう頑張る?っていうのは具体的に考えていかないといけない。)

    現在、我が社は成果主義をうたっていながらも職能資格制度の色が残った企業ではあり、年齢を重ねると給料があがる風潮はまだある。
    そういう企業に勤めてる人は多いのではないだろうか?
    だが、これから先は変わっていくだろう。と思う。


    自分のスキルを客観視して、キャリアに前向きな危機感をもつことができる本。

    組織に属するビジネスパーソンは是非読んで、自分を奮い立たせて欲しいと思う。


  • 「ジョブ型人事」という言葉については聞いたことがあったものの、それが採用されると実際に会社の人事制度がどう変わるのか、一般社員である私たちにどのような影響があるのかについてはあまりイメージできていなかったので、この本は非常に有益だった。

    薄々勘付いてはいたものの、これからの時代、歳を重ねるごとの昇給は期待できず、キャリアの中での給与水準は30-40代でピークを迎え、そのまま定年まで頭打ちなら良いが、役職を解かれることにより給与が下がる可能性も低くないという不都合な事実。老後の生活には2000万の貯蓄が必要と言われる中、どうやって資産形成していくか主体的に考えないといけないなと危機感を感じた。

    企業が、「他人様の大事なお子さんを預かる」という感覚で定年まで面倒を見てくれた時代と異なり、どのようなキャリアを歩みたいのか自律的に考え、それに伴う行動を取らなければいけない。どこまでも「自己責任」で、「親の敷いたレール」も「会社が敷いたレール」もない。心許ないようだが、自分の人生の舵取りを他人に任せてしまうよりはよっぽど良いとも感じられる。受け取り方は人それぞれだろう。

    能力の高い若手にとってはメリットが多く、能力が人並みのベテランにとっては脅威となるジョブ型人事制度。今から前者になることはできないが、後者にならないためにまずは危機感を持つこと。会社で給与がピークとなる年齢帯でいかに稼ぐか、そこで十分に稼げないのなら、会社以外に食い扶持を見つけるなど、自身のキャリアプランを主体的に描くことが重要だと痛感した。耳の痛い内容だが、今このタイミングで読んでおいて良かったと思う。

  • ジョブ型人事が導入されたとき、ふつうの会社員はどうなるのか?

    著者の作品は2冊目。今回はジョブ型人事について、いわゆる「ふつうの会社員」はどのように関わっていくことになるのか、に焦点を当ててまとめている。
    企業の実例も色々書かれていて、ジョブ型といってもそのやり方は様々であることを思い知らされる。

    給与面で、40代が頭打ちになるという話は、人によっては厳しいと感じるかもしれない。 一方、キャリア自律をより自分ごととして考えないといけない時代が来るのだと、あらためて感じた。

  • 【本学OPACへのリンク☟】

    https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/728468

  • 東2法経図・6F開架:B1/5A/833/K

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著者プロフィール

リクナビNEXT編集長。1988年リクルート入社以来、人材事業のメディアプロデュースに従事。TECH B-ing編集長、Tech総研編集長、アントレ編集長、リクルートワークス研究所Works編集部を歴任。リクルート経営コンピタンス研究所兼務。

「2018年 『働く喜び 未来のかたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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