エセー〈1〉人間とはなにか (中公クラシックス)

制作 : Michel Eyquem De Montaigne  荒木 昭太郎 
  • 中央公論新社
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121600387

感想・レビュー・書評

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  • 細かく親切丁寧に記事の数々に惚れ惚れします。

  • モンテーニュ 「 エセー 1 」死生観エッセイの巻。自己対話的で 多様性と普遍性を感じる。中公クラシックス 版 荒木昭太郎 氏の構成が 読みやすくて ありがたい

    エセー 1 の主要命題は
    *われわれの幸福は死後でなければ判断しては ならない
    *哲学すること、それはどのように死ぬか学ぶこと

    「死は 生と同様の姿であるべき〜私は 死を生によって解釈する」
    「勉学をする理由は 〜強く優れた人間となって 心安らかに この世から去るため」
    「私の仕事、私の技術は 生きていくことだ」

    「どのような事柄についても 人間は 自分に必要なところで とまる仕方を知らない。快楽、富、権力〜自分の抱きしめられる以上のものを抱え込む」

  • 哲学は、死を学ぶため…
    今のところ、死はあらがえない代物です。
    しかも意図しないところから、死の扉は
    開いてしまうことがありますので。

    この本には、今だからこそ
    覚えておきたいことがいっぱいあります。
    それは怒りに関して。

    SNSをみると
    人は怒りすぎですよね。
    そんなにSNSを見ないといけないのかなぁ。

    ここに書いてある言葉は
    「怒りは適切に使うべし」ということ。
    つまりむやみに利用すれば
    逆効果なわけですよ。

    それと、死に関して。
    無駄に恐れてはいけないこと。
    それは、すぐにやってくるから。

  • 名言が雪崩のように並んでいて心地よい。

  • どんなに素晴らしいこと言っても女性差別の言説があっただけで一瞬で読む気が失せる。それはつまりレッテル付けして例外を封じ込めて、それらの精神性をさらに低くしている張本人であるという自覚がないという思考の脆弱性を感じるからである。それが21世紀。モンテーニュ、時々いい言葉もあるけど、マラーノにしては弱者への視線が足りなすぎるな、と気づくなど。別の翻訳本ではもしかすると該当箇所は修正されていたのかもしれない。

  • 我々の幸福は死後でなければ、判断してはいけない

  • 養老孟司さんご推薦のモンテーニュさんの本。
    3年ほど前に挑戦して挫折。再度のアタックである。
    「病気になっても医者に診てもらわない。健康に悪いから。」とか養老さんと同じことを言われている。モンテーニュさんのほうがずいぶん昔の人だから、養老さんがモンテーニュさんと同じことを言われているといううべきか…

    モンテーニュさんはご自分でも書かれているようにとても恵まれていらっしゃったようだ。そこそこ健康で感受性にも優れ、ずいぶんたくさんの本を読みこなせるほどに脳のクロック数が高くメモリーも十分に大きかったようである。そうそう、もちろん身分も高く財産もお持ちであったようだ。つまりニーチェさんが言われるような強い人だったのだと思った。

    しかも、いつも弱い人々を守ろうとされた。こういう方を徳が高い人と呼ぶのだろうと思った。立派な人を目の当たりにすると通常は身の縮こまる小心者のわたしなのであるが、モンテーニュさんの書きぶりが偉そうなのに、それはちっとも偉そうではないのは信じがたいことだがそういう稀な事態というのも起こるのだなぁ~

    もしかすると、わたしが入院してちょっと死にかけたからモンテーニュさんが言われていることを身に沁みさせることができるようになったのかもしれない。こんなわたしでも多少は成熟しているのかな…そうだといいけど。

    Mahalo

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    ミシェル・エケム・ド・モンテーニュ(Michel Eyquem de Montaigne [miʃɛl ekɛm də mɔ̃tɛɲ], 1533年2月28日 - 1592年9月13日)は、16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。モラリスト、懐疑論者、人文主義者。

  • 日刊いとい新聞(07年)紹介著書の中の1冊

  • [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    人間のありよう(さまざまな手段でひとは似たような結果に行き着く;ほんとうの目標がないとき、どれほど魂は偽りの目標にむかってその情念を吐き出すか;われわれの幸福については死後でなければ判断してはならない ほか)
    さまざまな様相(友情について;いろいろな匂いについて;年齢について ほか)
    生きていく自己(哲学すること、それはどのように死ぬかを学ぶことだ;経験について)

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著者プロフィール

1533―1592。16世紀フランスを代表する思想家、モラリスト。現実の人間、事象を洞察し、人間の生き方を、長短さまざまな〈随想〉を通して探求した主著『随想録』は、フランスのみならず、世界各国に影響を与えた不朽の名著としてあまりにも名高い。

「2014年 『モンテーニュ随想録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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