三教指帰 (中公クラシックスJ16)

  • 中央公論新社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121600523

作品紹介・あらすじ

儒・道・仏三教の優劣を戯曲構成で論じた若き空海の出家宣言。

感想・レビュー・書評

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  • 空海してる
    三教指帰
    これ読みやすさと、原文の置き方と資料量と、とても良い

    仏教は、物凄く膨大な量や長さをイメージすることで、儒教や道教を置き去りにする

    なんだかんだで、志は高くとも現世利益の儒教の限界、現世での不老長寿を考える道教の限界、に対して、煩悩を転じて菩提となし、生死を転じて涅槃となすという超越性と、利他の救済性によって仏教の優位を説く
    想定する世界の圧倒的規模と、忠孝のような狭さではない、広大な救済の観念は、確かに仏教の優位性を教える

    その結論としての、この出家宣言

  • 書き出しにある空海の言い訳が人間味に溢れていて親近感を抱く。

  • 弘法さまに教えをこうむるというより、若き空海に共感するよう。「常楽我浄」。引用が多彩。

  • 750夜

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著者プロフィール

加藤純隆:1909年生まれ。大正大学講師。著書に『口語訳秘蔵宝鑰』(世界聖典刊行協会)等。82年没。/加藤精一:1936年生まれ。純隆の子息。大正大学名誉教授。高野山大学客員教授。東京・南蔵院住職。著書に『弘法大師の人間学』(春秋社)、『空海入門』(大蔵出版)等。

「2010年 『空海「秘蔵宝鑰」 こころの底を知る手引き ビギナーズ 日本の思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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