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- Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121600820
感想・レビュー・書評
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人間の本性には天から与えられた事物に内在する原理が備わっている(性即理)。人間の本性は完全な善だ。本性は善だが、心は善意も持つし悪意も持つ。この心の動きは事物の素材となるエネルギー(気)が澄んでいるか、濁っているかによる。知識をたくさん得て、事物に内在する原理(事物の本来のあり方)を学ぶことで、善意をもつ人間になれる。朱熹。朱子学。
善をしようとする心の動きの中に真理がある(心即理)。人間は生まれながらに正しい心の働きを備えている。経験に即してその都度、正しい心の働きで、善悪を判断し、真理を明らかにする。経験や行動と、真理を知ることは同じことだ(知行合一)。朱子学を批判。王守仁。陽明学。
※朱子学では、外の世界にある事物に内在する原理を客観視する。陽明学は真理は外にあるのではなく、心の働きに即して明らかになる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
論語、孟子、言志四録等を読んだ後に、この本を読んでも得る所は少ない様に感じた。
伝習録はかなり斜め読みしたので、じっくり読めば、印象は変わるかもしれないが。。。