哲学書簡 哲学辞典 (中公クラシックス)

制作 : Voltaire  中川 信  高橋 安光 
  • 中央公論新社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (484ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121600837

作品紹介・あらすじ

人間の自由と幸福をはばむ一切のものに対する容赦なき闘い。

感想・レビュー・書評

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  • ヴォルテールの『哲学書簡』全訳、『哲学辞典』の抜粋から成る。デカルトやパスカルに対する痛烈な風刺、イギリスの宗教、政治、社会、人物、文学についての考察と高い評価など、啓蒙主義を語る際に欠かせない考え方が『哲学書簡』にはぎっしりと詰まっている。様々な学問に通じ、そのエッセンスを伝えるという作業自体、啓蒙という営みであり、さらに同国人のデカルトの渦動論を批判しニュートン力学を賞賛するというのも、自分の頭で考えるという啓蒙主義のモットーの実践と見なすことができる。華麗な筆法もさることながら、内容の点からしても、啓蒙主義という思想潮流を知るためには読んでおきたい一冊。

  • 2015.12.5 読了

  • 2015年 10月新着

  • パスカル

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プロフィール

1694年にパリで公証人の息子として生まれ、20歳を過ぎた頃から83歳(1778年)で没するまで、詩、韻文戯曲、散文の物語、思想書など多岐にわたる著述により、ヨーロッパ中で栄光に包まれたり、ひどく嫌われたりした文人哲学者。著書に『エディップ(オイディプス)』『哲学書簡』『寛容論』『哲学辞典』などがある。

ヴォルテールの作品

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