水と緑と土―伝統を捨てた社会の行方 (中公新書)

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  • 中央公論新社
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121903488

作品紹介・あらすじ

かつて日本人は自然を愛し自然に対応して生きる民族だった。それがなぜ現在のように自然を破壊するようになったのか。伝統的な自然観との断絶の跡をふりかえり、自然と人間社会とのバランスを崩した土地利用が何をもたらしたかを、水害、水不足、熱公害、大面積皆伐などの具体的事例から追求する。土壌の生産力こそ真の資源であり、それを失った文明は必ず滅亡するという警告は、日本人に深い反省を促さずにはおかない。

感想・レビュー・書評

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  • 2017.3.19 読了

  • 素晴らしい本。はじめて読んだのは学生の時。レイチェルカーソンの沈黙の春と同じ位、自分にとっては衝撃的で、環境問題を考えるきっかけになった本。

  • かつて自然を愛し自然に対応して生きる民族であった日本人が,なぜ現在のように自然を破壊するようになったか。この本は1974年に書かれたものだけれど,現在の日本に通ずるところは沢山あると思う。日本の国土に住んでいる人達皆に読んでもらいたい。

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    [ 参考となる書評 ]

  • 「私はこの国土で行われてきた破壊の事業のあとをたどりながら、そのどこに誤算があり、誤算はどのようにして生まれたか、その秘密を探って行きたいと思う。」という序章のとおり、水を、農地を、国土を“破壊”したこの国の業績をたどっている。
    2010年7月刊ではあるが、1974年発行の改訂版なので、事例としては昭和のものが紹介されている。しかし恐ろしいことに、その問題は今日でも同じ軌跡をたどっていることが見て取れる。

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