カラー版 - 近代絵画史(下)増補版 - 世紀末絵画、ピカソ、シュルレアリスム (中公新書 386)
- 中央公論新社 (2017年9月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121903860
感想・レビュー・書評
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ジョルジュ・ブラック
「感覚はdéformer(歪形)し、精神はフォルメ(形成)する」
Bauhaus
パウル・クレーとサルトル
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20世紀前半の絵画の流れがよくわかった
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上巻の方に
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上巻に引き続いて読みました。いやーこの辺りまで来ると抽象度が上がるのもあって、まとまりがあるのやらないのやら……。とはいえ、三次元の世の中を二次元の紙に描くときに、何を引き算するのか。印象派は色彩を残すために形ぼやかしてしまい、ピカソは立体を残すためにあらゆる視点を描きこんで形が支離滅裂になるというあたり、今まで考えたことのなかった視点で面白かったです。
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2020.08.23 19世紀末から二次大戦前までの絵画の約50年の歴史を知ることができた。しかし、(上)より(下)は複雑で、少し難しかったが、写実から抽象への流れがなんとなくわかりました。
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一九世紀末から第二次世界大戦までの西洋絵画を歴史の流れとともに解説。累計三〇万部のロングセラーがカラー増補版として読みやすく
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本書は、いわゆる近代絵画から現代への歴史を、それぞれの区分ごとの特徴や画家の生い立ちを網羅的に解説した新書の下巻。このあたりになってくると、「よくわからない」絵画が登場してくる・・・のだが、現代絵画は、既存の価値観へのアンチテーゼが生んだ芸術だったのかなと思うものの、やはり自分は写実主義の画風が好きだなあと思う。
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表紙のモンドリアンの絵が少しは理解できるかと思ったが、叶わなかった。絵画をたくさん紹介しているが、実際の絵が見えないだけに理解が追いつかなかった。
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東2法経図・開架 B1/5/386b/K