感染症 増補版-広がり方と防ぎ方 (中公新書 1877)

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  • 中央公論新社
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121918772

作品紹介・あらすじ

人や物の移動が絶えない今日、病原体は国境を越え広汎に伝播する可能性が高まった。しかし危険な感染症すべてが世界中に広まるわけではない。本書では、伝染病との闘いの歴史、病原体の種類や性質、伝播の基礎知識から、私たちがこれから気をつけるべき感染症までを取り上げ、感染症の過去、現在、未来を浮き彫りにする。新型コロナウイルスや、将来起こりうる感染症を「死に至る病」としない実践的知恵を身につけよう。

感想・レビュー・書評

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  • ◯大分コロナウイルスも落ち着いてきたと思われるが、今一度、感染症についての本を読んでみたいと思い手にする。
    ◯感染症対策において、我々のような普通の人たちが普段の行動を心がけることが一番重要であると再認識した。日本人の潔癖とも言える性格が、コロナウイルスの感染拡大防止に寄与していると思うと、ものは見方、考え方で変わるのだと感じる。
    ◯旧版の最終章が性感染症について書かれており、意外な気もしたが、著者は母子手帳についても著作がある点、母子保健の分野との関連性で捉えると納得である。
    ◯昨今、オンラインでのピルの処方が議論されているが、エイズの視点を持ち込んだ場合、また方向性が変わっていたかもしれない。そもそもその視点での議論がされていたのか疑問である。やはりものは見方、考え方で変わる。
    ◯また、旧版の途中で、マスクを全国民に配布することが提言されている。今の状況を著者が見たときどう思うのか興味深い。この本を読むと、改めて、マスクに高い信頼性を寄せることになるが、今般の状況を踏まえると、政策的には配布のタイミングが遅すぎたのかもしれないと思う。

  • まさに流行り本に手を出す典型的な浮動層を地で行っておりますが、久々に面白かった。
    内容が時事ネタであることも手伝ってはいるものの、この手の内容を素人が楽に読めるというのは、著者の著述力が成せる業。こういう本が地道に広がっていけば、そのうち騒擾する方々も自然と淘汰されるというもの。
    とりあえず手洗い・マスク、基本中の基本ということで。

  • 感染の予防と制圧。人が何に意識すべきか?感染の仕組みを知り、皆が協力して行動すれば感染のリスクは下がる。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/526812

  • 系統立ててわかりやすいように配慮された構成で良かった。ウィルスが宿主を殺さないように弱毒化していく事や動物から人に感染する場合宿主の動物をウィルスが守っているように捉える事が出来る事などその生存戦略は大変興味深かった。また増補部のCOVID-19情報も参考になった。‬

  • 今更ながらですが、感染症についての基本的なことがよく整理されて分かりました&おさらいとなりました。文章も読みやすい良書。

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著者プロフィール

1940年山梨県生まれ. 東京大学医学部卒業, 同大学院博士課程修了. 国立予防衛生研究所研究員, 国立公衆衛生院衛生微生物学部長, 国立予防衛生研究所感染症疫学部長, 国立感染症研究所感染症情報センター長を経て, 2001-12年大妻女子大学家政学部教授. 国立感染症研究所名誉所員. 大妻女子大学名誉教授.著書 『文明とアレルギー病――杉花粉症と日本人』(講談社, 1992年)『感染症の時代』(講談社現代新書, 2000年)『母子手帳から始める若い女性の健康学』(大修館書店, 2012年)訳書 E・ノルビー『ノーベル賞の真実――いま明かされる選考の裏面史』(東京化学同人, 2018年)P・ヴィンテン=ヨハンセンほか『コレラ、クロロホルム、医の科学――近代疫学の創始者ジョン・スノウ』(メディカル・サイエンス・インターナショナル,2019年)

「2020年 『感染症 増補版 広がり方と防ぎ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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