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- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122000988
感想・レビュー・書評
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「男と女の子、決闘、水の畔り」収録
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表題作で、一番気になったのは、少女がTVCMで歌うようになったのを岐部と赤堀がブラウン管を通して批評する場面です。あれはTVに出てる少女だけでなく世の女の子すべてに対する批評のように聞こえ、読むのがつらかったです(当てはまることがあるから…)。でも、その時の岐部の「もしも、ハイドだとしても、ハイドの分は僕が引き受ける」という言葉には、ちょっと悩まされてしまいました。吉行淳之介は初めて読んだんですけど(国文学を学んでいるにもかかわらず…)、割と馬が合いそうです。大学時代お世話になりたいなぁ。
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