世界の歴史 (2) ギリシアとローマ (中公文庫)

制作 : 村川 堅太郎 
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 79
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122001602

感想・レビュー・書評

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  • 古代ギリシア文明の誕生から西ローマ帝国の滅亡までの概観。もとより現在の学説からすれば修正を要する見解は多々あるかもしれないが、古代ギリシアのポリスの政治体制やローマの共和政の概観、ところどころに挿入される印象的なエピソードなど、今なお興味深い内容が少なからず含まれていると思う。また、古典古代の文明だけでなく、そのなかで生まれたキリスト教についてもかなりの紙数が割かれており、キリスト教が古典古代の文明という環境のなかから登場したことがよく分かる叙述になっている。

  • ようやく2巻。ローマの功績は大きい。

  • 高校世界史レベルの知識があれば楽に読める。ただし、昔の本なので仕方ないが、表記が古い点が若干マイナス。

  • ギリシア哲学とアレクサンダー大王、ローマ帝国について学びたくて読みました。村川堅太郎さんの文章は、とても読みやすいです。余談的な豆知識も、とても興味深くて、はるか昔のことでありながら、とても親近感を覚えました。現在もなお、政治学や地政学で取り上げられるローマ帝国による属州の「分断統治」についても触れられています。この本を手始めに、プラトンやアリストテレス、キケロ、シェイクスピアの悲劇、プルターク英雄伝、ギボンのローマ帝国衰亡史、あるいは塩野七生さんの著作など読めば、楽しい読書体験になると思います。

  • 約20年ぶりに読んだ。
    教科書として考えればこんなものかもしれないが、読み物としては面白くない。
    私自身は高校時代、世界史、特に古代史が好きだったのだが。

  • (1993.02.27読了)(1979.11.18購入)
    *解説目録より*
    ヨーロッパ文明の母体であるギリシアとローマの政治・社会・文化が、多数のエピソードを駆使しつつ学界の最新の成果を取り入れて描きだされる。

    ☆世界の歴史・中央公論社(既読)
    「世界の歴史(1) 古代文明の発見」貝塚茂樹著、中公文庫、1974.11.10

  • 簡潔だが趣深い内容。

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