文學大概 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122003965

感想・レビュー・書評

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  • 法政大学の田中優子学長が江戸文化の研究に入ったのが,石川淳の「江戸人に発想法について」を読んだことがきっかけだったと聞いたので読んでみたが,語彙が私のものよりかなり豊富で知らないものが多く,解読に苦労した.旧字で書かれた漢字は何とか読めたが,耳慣れない言葉が頻出だった.江戸人が滑稽さを大事にしているという内容だと思うが,今以上に古典を読みこなしていたことが分かった.俳諧,狂歌,川柳や唐詩選などを例に江戸人の考え方を述べている.

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著者プロフィール

作家

「2020年 『石川淳随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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