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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784122005426
感想・レビュー・書評
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気がつかないうちに、音楽の話が絵画の話に、哲学に、宗教に、詩に、自然になって、気づいたら全て人生の話だった。全てに目を凝らすということを言いたいんじゃないかと感じた。
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論理的であることなんかにこだわらず、とにかく深く話が進む。
ところで、近ごろいろんな本を読み、感じていることがある。それは、自らの生命は孤立しているのではなく、全てのものと渾然一体であるということ。そしてこの感覚から外れることなく行動することが、人生の姿ではないかということ。
これは今の僕にとって、確信に近い実感になりつつある。 -
オカルティックな内容にも触れられていて、興味深い人生論である。
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小林秀雄「人生について」(1)思想のモデルを、決して外部に求めまいと自分自身に誓った人。平和という様な空漠たる観念の為に働くのではない、働く事が平和なのであり、働く工夫から生きた平和の思想が生まれるのであると確信した人。
小林秀雄「人生について」(2)そういう風に働いてみて、自分の精通している道こそ最も困難な道だと悟った人。そういう人々は隠れてはいるに違いない。私はそれを信じます。(小林秀雄「人生について」私の人生観より) グイグイ心に迫ってくる。世の中にある陳腐な人生論を吹き飛ばしつつ。 -
考えること、書くこと、生きること。
必読。
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