東京焼盡 (中公文庫 M 77)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122005617

感想・レビュー・書評

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  • 百?先生の日記の中に東京の焼け跡を見て、
    『敵が憎いよりも、見方が意気地がないと嘆ずるよりも、馬鹿気た話だと思ふ事切なり。』とありました。まったくもってその通りだと思います。
    毎夜毎夜襲ってくる空襲の恐怖と日々の食べ物に困る毎日。戦争なんてしちゃあいけないな、とつくづく思うのです

  • 東京大空襲と先生。

    焼けた東京に関する先生の考えはとても心に染みる。「まあだかい」あたりを読んでからの方がお勧めかも。勿論これからでも問題なく読めるのだが、先生と周りの人々に関する知識があった方がよりいい。関係ないが、旧仮名の全集(古本)、揃してはいるけど全然見つからないので、旧仮名で出してくれる中公はほんとありがたい。

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