タイの僧院にて (中公文庫 あ 5-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122006096

感想・レビュー・書評

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  • タイで出家してみた社会人類学院生。タイの宗教の在り方を内側から感じられる本。担い手の不足、僧として使えない筈のお金を集める矛盾した姿勢や派閥など興味深い数々。読んでよかった一冊。

  • 著者がタイで出家してみる話.
    タイでは男子は一生に一度は出家するのが慣例.時期は特に決まっていないが、身内の誰かが亡くなったときなどに一時的に出家することが多い.
    僧院での生活が著者の体験を通して語られる.タイという社会で仏教がどういう意味をもつのか、人の生活にどう影響しているのか.急激に変化しつつあるタイ社会であるが、根本に流れる思想は仏教に基づいていると思う.

  • 在タイ中に読めば物の見方が変わったろう。当時、お坊さんは胡散臭く見ていたのだが

  • とても興味深いタイのテーラワーダ仏教の僧のお話。占いはブッダは否定してたのになあ。自炊で読んだ最初の本。

  • 未読

  • 日本人の文化人類学者青木氏が、得度してバンコクの名門寺院で修行した日々のことを書いた体験記。タイ仏教の日常を中から見た珍しい本です。

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著者プロフィール

1938年東京都生まれ。文化人類学者。東京大学大学院修了、大阪大学で博士号取得。東南アジアをはじめ各地でフィールドワークに従事。元文化庁長官、大阪大学名誉教授、前国立新美術館館長。主な著書に、『儀礼の象徴性』(1985年、岩波書店、サントリー学芸賞)、『「日本文化論」の変容』((1999年、中央公論新社、吉野作造賞)などがある。

「2023年 『佐藤太清 水の心象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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