田端文士村 (中公文庫 A 163-2)

著者 :
  • 中央公論新社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122010680

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  芥川という作家を中心に活きていた「田端」という地を、膨大な資料と、筆者が関係者から実際に聞いた話で纏め上げ、そこにほんのひとつまみの妄想と願望を混ぜて語ったもの。

     中野先生が可愛い。以上だ。

  • 芥川龍之介と室生犀星を中心とした震災前の田端の生活。その頃の田端ははまだ牧歌的だったのだなぁ。
    文士達と交友のあった文学趣味の田端の医者、下島勲はつげ義春の名作『蒸発』のなかに出てくる井月全集を編んだ人物!こういうリンクが愉しくて読書するのだと、改めて実感。


    購入:聖智文庫

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1922年東京生まれ。作家。東京女子大学卒業。旧文部省、NHK、武蔵野女子大学などに勤務。主な著書に『永井荷風文がたみ』『田端文士村』『本郷菊富士ホテル』『馬込文士村』『一葉のきもの』など多数。

「2019年 『文豪のきもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

近藤富枝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×