エロティシズム (中公文庫)

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  • 中央公論社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122011250

感想・レビュー・書評

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  • 最初の「花とセックス」の節が導入として秀逸。

    少々フロイトに依拠しすぎな嫌いはあるけれども、基礎知識のほとんどない自分にとっては非常に楽しめた。

    特に「体内回帰願望について」の章は新しい知見が開けたような感覚を覚えた。
    また、「童話のエロティシズム」の解釈は面白い鑑賞法で実際にその様なシンボルとして童話が作られた可能性もあるのだろう。

  • まず、掴みが巧いですね。うっかり読み始めると興味深い話が多くて結局全部読んでしまうような作品。少しフロイトに偏りすぎているとは当人も後書きで書いているとおりですが、一読の価値はあります。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。東京大学仏文科卒。フランス文学者、エッセイスト、小説家、翻訳家。マルキ・ド・サドやジョルジュ・バタイユの著作の翻訳・紹介をする一方、人間精神や文明の暗黒面に光を当てる多彩なエッセイを数多く発表。晩年は小説を発表するようになり、遺作となった『高丘親王航海日記』は第39回読売文学賞を受賞した。1987年没。

「2018年 『ドラコニアの夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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