中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論社
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本棚登録 : 262
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122012882

感想・レビュー・書評

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  • 村上春樹。何か嫌いだから読んだことのないという人に推薦します。私の場合は初期の小説を10代の終わり頃に読んでイヤだと思い、そのまま読まないで10年以上経過。それが、たまたまこの本を読んで他の作品を読みたくなってしまった。実の所長編よりもこういう短編をもっと書いてくれたらなァと思います。

    OPACへ⇒https://www.opac.lib.tmu.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB02171898&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 昔読んだものの再読。この中の芝生の話の短編がもう一度読みたくて。
    夏に芝を飼った話。それだけがなぜかずっと印象に残っていた。が、今読み終えて、「へーっ、こんな話だったのかー」と思った。細かなところまでは憶えていなかった。たぶん、ストーリーはどうでもみ良かったのかもしれない。夏の日差しの下のし芝刈りが、あたまに残っていただけなのだろう。

  •  貧乏な叔母さんの話が、好きだと思った。

     好きな人と、たまにそんな話をする。まぁ間違いなくもっとくだらないけど。

     よく話すのは、彼氏さんの髪の毛の中に住む小さなおじさんの話。(たまに耳の中に引っ越す。)

     8月によく現れる、「溶ける女」の話。
     道を歩いていると、アイスのようにその実体がなくなっていって、どろどろになり、人間の形をなさなくなった臨界点を超えると水風船がはじけた観たく液体が飛び散ってその存在がなくなる。(…元に戻るにはどうするんだったかなぁ。また夏が来たら話そう。)


      あと都合が悪くなると現れる「良子」(私の中の漢字はこの「良子」だ。)

     (使用例)
     「お菓子食べたの誰?」
     「…良子じゃない?」



     …はぁ。今気づいた。世界中どこ探してもきっと、私のこんな会話に付き合ってくれるのは今の彼氏さんだけな気がする。


     また最近険悪な感じなんですが、


     うまい感じにまたまとまれたら嬉しいなぁと…思う。
     喧嘩ふっかけたの私なんですけどね…。
     さようならなら、さようならだ。
     私といるか否かを決めるのは、彼の選択だ。
     と思うのは、自分が上記のようなうわ言を発する人間、もしくはそういう類の考え方をする「浮いた人間」だからに他なりませんが、それは、「逃げ」なんだろうか、とも思う。

  • ムラ・ハルの短編集。ムラ・ハルは短編や翻訳ものの方が読みやすい。

  • (2011.08.22読了)(拝借)
    小川洋子さんが「博士の本棚」で繰り返し紹介していた本なので、かみさんの本棚で探して、読んでみました。
    村上春樹の最初の短編集ということです。単行本は、1983年5月に刊行されています。
    7つの作品が収められています。
    「中国行きのスロウ・ボート」「貧乏な叔母さんの話」「ニューヨーク炭鉱の悲劇」「カンガルー通信」「午後の最後の芝生」「土の中の彼女の小さな犬」「シドニーのグリーン・ストリート」
    (書きかけ)

    ☆村上春樹さんの本(既読)
    「風の歌を聴け」村上春樹著、講談社文庫、1982.07.15
    「ノルウェイの森(上)」村上春樹著、講談社、1987.09.10
    「ノルウェイの森(下)」村上春樹著、講談社、1987.09.10
    「沈黙」村上春樹著、全国学校図書館協議会、1993.03.01
    「アンダーグラウンド」村上春樹著、講談社文庫、1999.02.15
    「約束された場所で」村上春樹著、文春文庫、2001.07.10
    「1Q84 BOOK1」村上春樹著、新潮社、2009.05.30
    「1Q84 BOOK2」村上春樹著、新潮社、2009.05.30

  • 村上春樹の初期の空気を最もよく伝えているように思う。個人的には、短編の方が空気感が直に伝わってきて好き。結果はいらないと思う時もあるでしょう。

  • 本当はここらあたりがピークだったのに、画像もないのが残念。

  • レビューが無くてゴメンネ。
    村上短編集の中でもコレが1番好き。特に「午後の最後の芝生」は村上作品の中でも上位にランクイン

  • 短編。
    あんまり覚えてない。
    短編はほとんど全集で読んだ。
    家本棚に並んでましたので。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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