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- Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122013919
感想・レビュー・書評
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日露戦争から太平洋戦争終戦にかけて、英米派の外交官・政治家であった幣原の、語り下ろし。歴史的に機微にわたったり、「衝撃の事実」のような内容は全くないものの、とにかく面白い。
幣原が関わった<span style='color:#ff0000;'>様々な人物の評</span>、事件の節目節目での幣原の<span style='color:#ff0000;'>がらっぱちな行状</span>、<span style='color:#ff0000;'>英語勉強法</span>(斎藤兆史の『英語達人塾』に詳しいが)など、人をあきさせないさっぱりした語り口である。それでありながら、英国流?の<span style='color:#0000ff;'>歴史感覚や良識・バランス感覚のような透徹・客観的でスケールの大きな知性</span>を感じさせる。<span style='color:#ff0000;'>明治期に育ったインテリの最良な部分</span>が、幣原のような人であったのだと思う。
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