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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784122017740
感想・レビュー・書評
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明治の初め、外交使節団の一員として当時のガージャール朝イランを訪問した吉田正春の旅行記。この本自体は、彼が日本に帰国してから10年後に当時の日記や公式の報告書を基にして記載されている。
100年以上たった今見ても、吉田氏の文章は生き生きとしていることに驚かされた。国交を樹立するかどうかという重大任務を帯びた旅行であり、各都市の詳細な情報や、シャーとの謁見の様子はもちろん克明に記録されている。が、それ以上に当時のイランの様子を細かに描写しているところに、この本の面白さがあると思われる。
水タバコを勧められるも、蒜(ニンニク。おそらくタマネギの事)を食べるペルシア人の後だと辛い、としたらり、盗みを働いたイラン人は、決して自分が盗んだといわず、「悪魔が俺の手を操作したのだ」と言うなど。
また、現地(テヘラン)の駐在社会(欧州各国の公使)の描写も面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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