イラク: 知られざる軍事大国 (中公文庫 ま 18-1)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122017917

感想・レビュー・書評

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  • イラ・イラ戦争やイラクの軍事能力などがやたら詳しいな、と思ったら、著者略歴に元軍事誌ライターとあったので、なるほどと思った次第。これらの情報が詳細に載せられたものは余り見たことがなく、熟読してしまった。イラクの世俗性、神権政治に囚われない柔軟な技術導入がマンパワーに優るイランを停戦に追いやった。加え、戦争中のイランの高インフレと住民不満、神権政治の説得力の低下(神に守られながら戦争に勝てない)も、イラン士気低下の要因というのも頷けるところ。ただ、やや古く、湾岸・イラク戦争の推移に関する著者の見立ても甘い。
    あと、バース党やイラクの情報機関に関しても触れられている。イラクの実像の一面を切り取っている点において、本書に目を通して損はないと思う。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4122017912
    ── 松井 茂《イラク ~ 知られざる軍事大国 19910310 中公文庫》
     
    ── ワイドショーの司会者が、ゲスト・コメンテーターに問いかける。
    「こんどの戦争は、いつごろ終るのでしょうか」
    「私が、この番組に出なくなった時です」(高橋和夫・放送大学助教授)
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030325 報復の暦
     

  • <a href="http://www.bk1.co.jp/product/00742851"><b>イラク</b><br> 知られざる軍事大国</a><br>(中公文庫)<br> 1991.3<br><br><br>文庫本は品切多いなぁ〜<br>『知られざる軍事大国イラク』日本工業新聞社1990.10を文庫化したもの。<br>湾岸戦争までのイラクの近代史を軍事的見地から紹介しています。<br>付録部分の充実度、軍事マニアにはたまらないだろーなー。{04.11.22}

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著者プロフィール

詩人、映像メディア学。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授

「2023年 『配信芸術論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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