太陽と砂漠の国々: ユーラシア大陸走破記 (中公文庫 と 4-2)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122018211

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  • 1964年、東京オリンピックを記念してアテネからカルカッタ(現コルカタ)間の聖火リレーの足取りを車で走破した旅の記録。
    車はダイハツのベルリーナ。排気量800ccと言う小さな車で街を走り、砂漠を横断し、河を渡り、と進み続けます。
    メンバーはこの企画をした毎日新聞社員2名、ダイハツ工業社員4名の計6人。全員冒険家でも何でもない、ただのサラリーマン。
    会社に指名されての走破行。
    トラブルあり、人間関係のいざこざありの日々を飾らない文章で綴っています。
    イラン、アフガニスタン、パキスタンと言った現代では物騒で走れない場所もあり、再現不可能な旅の日々。
    イランがまだパーレビ王朝であったり、エルサレムがヨルダン領だったりと歴史の流れを感じます。

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著者プロフィール

昭和5年1月 大阪市生まれ
毎日新聞社で社会部、サンデー毎日、英文毎日の記者、編集次長、編集委員などを歴任。
ニューヨーク・タイムズのコラムニストも務めた。
第34回「菊池寛賞」受賞。
著作 「五衰の人ー三島由紀夫私記」(新潮学芸賞受賞)、
「横浜・山手の出来事」 (日本推理作家協会賞受賞)、
「悼友紀行」ほか多数。
訳書 「アイアコッカー我が闘魂の経営」ほか。

「2020年 『夕陽ヶ丘 昭和の残光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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