土 (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論社
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 9
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (439ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122019959

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『土』のタイトルが示すごとく、生まれた土地に縛られ生きていくしかない、貧しい農民の日々の生活が描かれている。
    妻を亡くした夫・勘次と舅・卯平との、心の距離感や遠慮からくるすれ違い、互いへの苛立ちが、卯平の自殺未遂によって和解していく様子に救われる。

    漱石が、若い人にこそ読んでほしい、読みづらいからこそ、面白いからでなく苦しいからこそ、そして読む者は自分も泥の中を引き摺られるような気がするからこそ読むべきだと述べているが、読んでみて納得できる作品。

全1件中 1 - 1件を表示

長塚節の作品

土 (中公文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする