パワーシフト―21世紀へと変容する知識と富と暴力〈下〉 (中公文庫)

制作 : Alvin Toffler  徳山 二郎 
  • 中央公論社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122020115

感想・レビュー・書評

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  •  中間管理層はコンピューターなどの機器の出現のために無用の長物化し・・・ポスト冷戦時代では世の中の不安定さが増し・・・ボーダレスになった世界ではエスニック・グループがぶつかり合う、エスニックの対立は理性の働く度合いがなく、むごたらしいものになる。情報の優位性が増えれば生活、組織、政治、社会と大きく変貌をとげ、知識をおさえ知識を使うものほど力を手にすることができる(訳者あとがき 下巻P410)

     インターネットで情報は瞬時に民衆の手にすることになる。情報統制がきかない時代のパワーは暴力でもなく、資金力でもない。自分の優位に情報を操作するものが世界を支配することができる。暴力と金が情報操作するものとむすびつくとジョージ・オーウェルが描いた『1984年』のような未来世界が現実のものとなる。

  • Powershift:
    KNOWLEDGE, WEALTH, AND VIOLENCE AT THE EDGE OF THE 21st CENTURY

  • 時代と共に新たな力は現れる.その力によって今までの力がどのように変化し推移していくかという事例がいくつも紹介されている.これからの情報社会において情報の流れというものはより早く,盛んに行われる事によって今までの力と呼ばれるものがどのように変化し,それら力によって社会はどのように変化していくかを考えさせられる書だったと思う

  • 上巻では、基幹産業が農業→工業→サービス業へと移行するに従って、
    力の比重が地主や領主→資本家→市民に移るのを歴史的に見たものだったが、
    下巻は、米・欧・日の3経済大国の状況を中心に
    力の三脚(軍備・富・知識)のパワーバランスの視点で
    経済的後進各国の動きを交えつつ、今後の世界展望を示唆する。
    グローバル化企業と世界各国に信仰者を持つ宗教、あるいは環境運動団体は
    民族国家の概念で成立している現世界を変えていくのか。


    「パワーは、偶然性と必然性、混沌と秩序をあわせた世界を意味する」
    「政府の存在に主な正当性を与えるのは秩序を必要とするからである」

  • 下は、報道はされていないが、たぶん、10年間に起こったことであり、これからも起こる世界情勢。
    恐るべし、トフラー
    ト、2008.10.28

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