- Amazon.co.jp ・マンガ (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122021457
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
私が読んだのは、全5巻のコミック・スーリ版です。
敵を知ることが重要だとはよく言われますが、ゾフィーがまず知ろうとしたのはロシア語、ロシア正教を通したロシアそのものというのはすごいですね。 -
エカテリーナは卓越した人物だし、とても読み応えのある漫画だけれど、これじゃ絶対王政が崩壊するのは当然だし、生まれた時から民主主義国家にいられてよかったという気持ちの方が漫画を読んだ感想より先に立つ。
-
3巻に書きました
-
2015年7月8日読了。ドイツからロシアに嫁ぎ、「女帝」として上り詰めた女性エカテリーナを描く少女マンガシリーズ第1作。この作者は歴史ものしか描かなかったのかな…?豪華絢爛な宮廷で、美男美女が歴史のうねりと権謀術数の中で野望と悲恋にもだえるという設定はまさに少女マンガにぴったりなのだろう。フランス革命や帝政ロシアについてこの人の漫画で知識を得たという人も多かろう、私もそれにあやかろうと思う。古今東西変わらぬ「人間らしさ」という要素があるとしたら、それはなんだろうねえ…?恋愛感情…?
-
「100人の愛人を持っていた」と言われるロシアのエカテリーナ2世の生涯。つねに背筋を伸ばした生き方は、憧れます! これを読んでサンクトペテルブルクを旅すると、さらに胸が熱くなります。
-
絵に時代は感じるが、ロシア王朝時代の絶頂期をわかりやすく学べる。
-
わたしにとって生きるということは人々の上に君臨するということ。
そのように生まれついた者には意志の力でできないことはないわ。たとえば深い教養と知性で美しくなることさえ。
ピョートルという一人の男性と結婚するのではなくロシアという国家と結婚するんだ。
私は自分の生き方に待ち顔をおかしたこtなどなかった。誰よりも勉強をし、誰よりも人を気遣い、誰よりも心豊かで強くいられるように努力してきたわ。私は何一つ恐れることなどないのよ。
強い意志の力で人間がどのくらい自分の命運を切り開いていけるものか。
支配する側に生まれた人間として誰よりも王者らしく生きたいという誇りに支えられていたからだわ。
自分自身をさえ支配出来ないものがどうして何千万もの人々を支配することができようか。 -
ロシア最盛期の女帝エカテリーナ2世の生涯。
トロワイヤの原作に忠実で、誇り高い女性の一生が描かれています。(ただ晩年はさすがにきつい)