エースをねらえ 1 (中公文庫 コミック版 や 1-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122021686

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  • バイト先(テニススクール)の上司に借りた。

    テニスの名門・西高一年生の岡ひろみは“お蝶夫人”竜崎麗香に憧れてテニス部に入部するが失敗ばかりの日々…。
    ところが、コーチ宗方は未経験のひろみを地区大会の選手に抜擢する。

    地区大会決勝戦、加賀高の緑川蘭子がくりだす超高校級(何それ?(笑))の弾丸サーブについていけないひろみ。
    「わたしをささえてくれるものなんかなんにもないよ!なんにもないよう!」と叫びながら頭をかかえて地上へ落下していくようなひろみの絵があり、またたく間にゲームセット!
    肝心のテニスのシーンが何をやっているのかさっぱりわからん!(笑)

    「だれかがいったっけ
    人よりうまくなる秘ケツは
    人よりおおく球を打つことだけだって!」
    (岡ひろみ)

    「最初からバックの強いものはいない
    練習で上達するだけだ」
    「コートでたよれるのはじぶんの力だけだ
    力をだすには自信がいる
    自信をつけるにはとことん練習することだ」
    「2度と素質などということばを口にするな!」
    (宗方仁コーチ)

    「テニスはそんなものじゃない!
    もっとあたたかくてきびしくて
    青春をかけてあまりあるすばらしいスポーツだ」
    (藤堂貴之)

    「ベルサイユの薔薇」みたいな人がいっぱい出てきます☆

  • 1994年刊行(初出年不明)。言わずと知れたテニスマンガの古典的・大河王道作品。宗方に贔屓されているように(ひろみの主観からすれば迷惑千万。しかし、外形的・客観的には贔屓ですな。勿論、ひろみに実力が伴っていたわけだから、何らおかしいわけではない)見える行動に対する、他の女子テニス部員の白目描写の怖いこと怖いこと…。苦難をこれでもかこれでもかと見せるのは、スポ根全盛の時代相なんだよなぁ、多分…。PS.最近再放送している旧エースを見たが、1巻は原作準拠に+αだったんだな。

  • 再々々読。やはりバイブル。今回も新たな発見。お蘭に気づかされました。

  • 全04巻 完結

  • 魔球なんてものは存在しない!!と言い切るファンタジー要素はなしのスポ根少女マンガ。肉体が悲鳴を上げ、女と言う枠も飛び越えて、尊敬するお蝶婦人をも凌駕し、そして尊敬する宗方コーチも失う。後半に行くに従い孤独な戦いにもなってくるのが見ていて苦しい。最後は悟りに入り説教臭くなりちょっとマイナスだが当時の日本ではマイナーだったであろう「テニス」を一躍メジャーに押し上げた作品ではないだろうかと思う。

  • コーチ!!!!
    あの信頼関係は泣ける

  • 【M】

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