エースをねらえ 3 (中公文庫 コミック版 や 1-3)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122021907

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  • 宗方コーチの命令によって関東大会でダブルスを組んだひろみとお蝶夫人。
    ダブルスの準決勝では、負傷しながらも気迫でプレーするひろみをお蝶夫人は全力でカバーし勝利する。
    続いてダブルスの決勝戦に向け猛特訓するひろみは、いつも自分を励ましてくれる藤堂に淡い恋心を抱きはじめる。
    そんなとき、宗方コーチと日本庭球協会が進めていた壮大な計画が、ひろみ・お蝶夫人らに発表される。

    ひろみ、お蝶夫人、藤堂、尾崎、お蘭の5人は県の代表選抜に選ばれ、“全日本ジュニアチーム”として世界をめざすことになった!
    男子なみのパワー・テニスを身につけるため猛特訓をうけるひろみだったが、一方で藤堂への想いにも揺れる。
    さらに、新入部員であり、「お蝶夫人2世」とよばれる英(はなぶさ)玲に告白され、同性愛に発展しそうな予感!(笑)
    そんなとき、宗方コーチがひろみに放った言葉は、
    「いかん!
    はやい!
    恋を知るのはまだはやい!
    ゆるさんぞ岡
    だれだあいては!!」
    お父さんですか?(笑)

    試合の場面、プレーの描写がほとんどなくて、1つのコマに「1-0」「1-1」「15-15」「40-40ジュース」とかってスコアだけ書いて流れていくパターンが多いんやけど、なんかセコくね!?(笑)
    あと、ひろみと宗方コーチが見開き2ページで新体操のポーズみたいなのをしているとこがあって、めちゃ笑った!

    「絵をこころざす者がいく枚もいく枚もデッサンし
    本物の線1本をさがすために万の線をひくように
    おまえもコートでの1打の裏に万のトレーニングをつまねばならないぞ」
    宗方コーチのこの言葉、すごくよくわかった!

    関東大会女子ダブルス決勝戦、宗方コーチの「いるか 塩のつぶ」がなんかおもしろかったな。

  • ネタバレ 1994年刊行(初出年不明)。関東大会ダブルス決勝にお蝶と共に勝利したひろみは、西高軽井沢夏合宿に参加する。そんな中、自分を見つめる熱い視線(いやぁ、これはレズ的視線としか言いようがないが…)に気づきつつも、自分のテニスをめざしていく。加えて、自らの恋にも自覚していく…。「新・エースをねらえ」での野沢那智の演技が印象的なシーンが本巻で炸裂。そして、前半の山、庭球協会合宿編開始。

  • 【M】

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