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- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122022485
感想・レビュー・書評
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・ルソン島で終戦をむかえ、米軍に投降した新聞記者の書いた随筆。
・PWとして(実際はCI=民間人抑留者=Civilian Interneeだけど)彼が出会った米兵や士官は、例外なく当時の日本人に比べて民度とでも言うようなものが高かった、感心できる人物に沢山会った、という内容が書かれている。
・「アーロン収容所」とはまさに対極、正反対。アーロンの方は西洋人が東洋人を人間としてすら扱っていない、という点について書かれているけれど、この本はアメリカ人の体現している真の民主主義に驚かされた、というような内容。これホントの話?イギリス人とアメリカ人でこんなに違うのか?
・でもリンドバーグの日記を見ても、戦中は日本人に対して獣同然の扱いを米軍は太平洋でしたはず。やっぱり戦勝後だから違うのかなあ?でもじゃあイギリスは?イギリスはアメリカと違って、戦勝国ではあるけど日本を木っ端みじんに打ち破ってはいないから、アーロンみたいな話になったわけ?
・俺の意見としては、筆者は英語も出来て米文化にもとても理解があって、PWの中でも通訳として最上級の扱いを受けた、幸運な体験だったんじゃないかと思っている。
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