- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122023581
感想・レビュー・書評
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・平家の落人 1185年。関門海峡。
・ドラキュラの館 1476年。ワラキア。ヴラド・ツェペシュ。
・最初のアメリカ人 35106年前。最後の氷河期。シベリアとアラスカが地続き。先祖を遡ればみんな親戚。
・シュメールの少年 紀元前3319年。古代都市エリドゥ。文字の発明。
・武蔵野の先人たち 1600年前。ムザシ、ムナザシ、チチブ。クガタチ。
・T・P隊員の犯罪 1667年。イギリスの港町。セミクジラのヒゲ。コルセットの材料。1912年には絶滅。それを食い止めるために殺人。
・魔獣デルブ 20931年前。南フランス。クロマニヨン人。石ヤリ。
・奴隷狩り 1861年。北アメリカ。脱走黒人奴隷と追っ手。第2部終了、らしい。
※F大全集の3巻は、文庫版には未収録 ★=単行本未収録
・トロイが亡びた日
・浦島太郎即日帰郷
・誰が箱舟を造ったか
・死神の大軍
・鉄の町の秘密
・古代の大病院
・十字軍の少年騎士
・神の怒り
・ローマの軍道
・★王妃ネフェルティティ
・★ひすい珠の謎
世界史にも地理にも疎いほう。
小学校高学年で出会うのが一番よさそう。
F先生の好奇心の広がりに自分を乗せることで、うまく啓蒙されれば、よかったな……。
中年視点からでもリーム・ストリームのコケティッシュな魅力!
お姉さんだし、頼りがいがあると思えばないときもあるし、ぼんの部屋で勝手にベッドに横たわるような。
またリームにせよユミ子にせよ着替えシーンやパンチラが端々にあって、おっ、と思われる。
さらにいえばF先生大好きな拷問と虐殺とが結構頻出。
まあそもそも人類が行ってきた営為自体がエロ・グロなのだから、うまい言い訳があるわけだ。
とオッサン視点で感想を書いてしまったが、娯楽と学習がいいバランス。
タイムパトロールの道具も胸躍る。
第3部ではユミ子が正隊員になるんだとか。
そして続きを描いて発行するために「王妃ネフェルティティ」「ひすい珠の謎」が大全集まで未完だったというが、おそらく描かれなかった終盤では、ぼんとユミ子に加えリームも活躍したのではないか。
まずは大全集3巻を。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結局、最後までリームが出てこなかったのは残念でしたが、最後までおもしろかったです。
特にお気に入りなのはシュメールの文字の誕生の物語です。
連載が中断され、完結していないのは惜しいですね。人気が出なかったのが不思議なくらい魅力的な作品に感じました。
新装版の方には、文庫版に収録されていないエピソードが2話分あるらしく、そちらの方も気になります。 -
未収録に釣られて三種類も持ってるワナ